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2020年07月16日19:42

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東京が、新宿が「エピセンター化」しているとの緊急提言。

コロナ関連審議を含む、本日の国会審議。

かねてから先端医療技術の視点でコロナを研究、
早くから国の対策を激烈に批判して来た、東大先端研の児玉名誉教授が登壇。
そこで極めて重大な「警告」を発してましたね。

今起こっている東京の二次的感染拡大は、これまでのいわゆる「クラスター」ではなく、
「エピセンター」・・即ち“震源地”であると。

そして抗体疫学の研究から、これまでの経緯から時系列的に、
コロナ騒動の初期は「武漢型」、春先は「欧州・アメリカ型」であったが、
現在の国内にあるのは「東京・埼玉型」と呼ぶべき“新たな資質の流行源”だとの見解。
なので、今までの解釈にあったクラスターとは全く異なる、という。
具体的には、新宿がその「震源地」であると観た方がいいと。

従って、緊急的にエピセンターと非エピセンターを分け、
エピセンターを徹底的に抑え込むことに全力を注がないと、今のままでは
日本は「イタリアの二の舞になる」という強い警告を、児玉氏は声を幾分震わせながら
強調していたわけで。

そのためには何より「徹底的な新宿エリアを中心にした検査の実施」が不可欠。
また検査に伴う物理面等の要件については、大学や各種研究機関を用いれば
簡単かつ短時間で万単位の実施が可能と。(未だ公的機関などがフル活用されていない)

が、それを行うための法的、組織的、そして政治的意思の早急な変更が必須も、
依然として「スペイン風邪」当時の“大艦巨砲主義的”意向や手法しか取られておらず、
この姿勢である限り、この後取り返しがつかなくなると、語気を強めた。

よって、今までの各自個人を含めた感染予防対策では、もはや社会を守ることは
不可能・・との内容。
要は、予防対策について「場所や場面に応じたきめ細かい設定」が必要で、
しかも選択には、各々で状況変化しえるために、都度柔軟な対策に
変えていく必要があると。

この度の、Go Toナンチャラのドタバタ右往左往劇も、
“医療と経済のバランス欠如”というよりも、そもそもが「感染の実態」について、
何ら正確に捉えようとしていない所から起こっている、と言うことでしょう。

一方、判明した東京での検査数が4000程度。
児玉氏が今日発表した、新宿付近の制圧のための要PCR検査数が20万件という。
全くお話にならない。

だからこそ、これ以上全国に再拡大する前に、国は官民総力を上げて
先ず東京〜限局エリアの検査実施に向けることと、感染非感染を直ぐに分ける作業に
取り掛からないと、今のままなら来月には「目も眩むような数になりかねない」のだと。

そして、実現について児玉氏は、持ち前の日本の技術と物理要素を考えれば
十分に出来る・・と太鼓判を押している。
それでもなお頑なにやらないとすれば、そして拡大や蔓延が止まらないなら・・
それはもう、確実に「不作為」以外の何ものでもない、ってことでしょう。

更に児玉氏は
「もういいだけ、個人レベルで阻止することには限界をとっくに超えている」とし、
感染者を社会的に非難したり、差別的な措置を取るようなことは全くもって
「現実から乖離した、旧態依然な古代日本の感覚」の如きな糾弾をしている。

ホントにね・・
科学技術力がどうのこうの、通信技術がやいのかいのと片や声高に自慢したりするが。
しかし、実社会が猛烈に「江戸時代風情・感覚」のまんま。
個人を責めて溜飲下げて、それで「社会の構成員ヅラ」してるってんだから、
日本は没落していく一方なんでしょうよ。
世界から立ち遅れていく一方なんでしょうよ。。

■東京の感染者286人、最多更新=知事「検査数が最大」―新型コロナ
(時事通信社 - 07月16日 16:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6160055
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