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2020年07月05日00:36

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ミニチュアゲーム日記 Vol.141_3

<前回の続き>

●5ターン表
フォト

グレイヴガードがタスクゴール・チャリオット(2)に『突撃』。
グレイシーアが『再集結テスト』に成功。
オウガ(1)が建物から出る。

『魔力の風判定』のパワーダイスは各10個、ディスペルダイスは5個。
ブッチャー(1)がタイラントに使用した『ホロスの野蛮なる獣』が『抗えぬ大魔力』で発動し、【攻】と【回】を+3する。『魔力の暴走』チャートの結果は『次元のとばりが乱れる(※1)』。ブッチャー(1)と(2)が1ダメージを受ける(双方残り【傷】3)。
ヴァーミンロードがゴール・ハード(2)に『焼き焦がし』を使用して6体を倒す。
ブッチャー(2)が『髄液すすり』をブッチャー(1)に使用して『鋼鉄の意志』を与える。『血の薄粥(※2)』により、ブッチャー(2)は【傷】を1回復(残り【傷】4)。
ヴァーミンロードが『歪曲の雷』をドゥームブル(1)に使用して1ダメージを与える(残り【傷】4)
ネクロマンサーがグレイヴガードに使用した『ヴァンヘルの死舞踏』はディスペルされる。
ヴァンパイアロードが『地獄からの活力』をグレイヴガードに使用して、ダメージロールの振り直しを与える。
ヴァンパイアロードが『経年の呪い』をベスティゴール・ハードに使用して3体を倒す。

※1:自分を中心とした円形テンプレート(大)の範囲に【攻】10の自動ヒット。その後D6を振って3以下を出すと<混沌の領域>に消える(死亡扱い)。
※2:『大アゴ様の魔法体系』の特性。D6を振って1を出すと【攻】6ヒットを受け、2〜6だと【傷】1回復と、その後のスペル/ディスペル判定に+1。

ハンターがミノタウロス(2)に射撃するも当たらず。
ノブラー(2)が尖ったガラクタをアンゴール・レイダー(2)に投げ、残り2体を倒して全滅させる。

ヴァンパイアロードとグレイヴガードが3+1=4ダメージを与えてタスクゴール・チャリオット(2)を破壊する。

●5ターン裏
ドゥームブル(1)、ゴール・ハード(2)、ベスティゴール・ハードがグレイヴガードに『突撃』。
ミノタウロス(2)がアイアンガットに『突撃』。
ゴール・ハード(3)がグレイシーアに『突撃』。グレイシーアは『退却』。
『獣人の待ちぶせ』判定を行うもゴール・ハード(6)は出現せず。

『魔力の風判定』のパワーダイスは3個、ディスペルダイスは2個。
グレイト・ビュレイシャーマン(2)がベスティゴール・ハードに掛けられた『経年の呪い』をディスペル。

ミノタウロス(2)とドゥームブル(2)のインパクトヒットと攻撃により1+5+3=9ダメージを与えて3体のアイアンガットを倒す。反撃で2ダメージを受けた最後のミノタウロスが倒れ全滅。アイアンガットは『逃走』。ドゥームブルは『猛進』してブッチャー(1)に『突撃』。
ウォーゴール(2)が『一騎討ち』でヴァンパイアロードに7ダメージ(うち『惨殺ボーナス』5点)を受けて倒れる。ビーストロード(1)、ウォーゴール、ドゥームブル(1)の『インパクトヒット』と攻撃、ベスティゴール・ハードの攻撃で1+3+3+5+6=18体のグレイヴガードを倒し、反撃で2体のベスティゴールが倒れる。『存在のゆらぎ』で残り2体のグレイヴガードとヴァンパイアロードが消滅。
『灰塵テスト(※)』に失敗したネクロマンサーが1ダメージを受ける(残り【傷】1)。

※:ヴァンパイアカウント・アーミーは、ジェネラルが戦死した場合、そのラウンドの最後と、それ以降の自軍ターンの開始時に各ユニットが『士気テスト』を行い、失敗すると差分がユニットへのダメージとなる。それ自体が『ヴァンパイア』であるユニットは除く。

●6ターン表
フォト

ヘルピット・アボミネイションとヴァーミンロードがアンゴール・ハード(1)に『突撃』。
サーベルタスクがドゥームブル(2)に『突撃』。
グレイシーアが『再集結テスト』に失敗して『逃走』を継続。
リードベルチャーが『再集結テスト』に成功。

『魔力の風判定』のパワーダイスは各10個、ディスペルダイスは6個。
ヴァーミンロードがアンゴール・ハード(1)に『焼き焦がし』を使用して5体を倒す。
ネクロマンサーが自分に『ヴァンヘルの死舞踏』を使用して追加移動を与える。『死なずの呪い(※1)』によりネクロマンサーの【傷】が1回復(残り【傷】2)。
ブッチャー(1)が自分に使用した『ウィッサンの獣化術』が『抗えぬ大魔力』で発動し、【攻】と【耐】を+1する。『魔力の暴走』チャートの結果は『魔力消失』で、ブッチャー(1)はレベルを2失う(レベル0)。
ブッチャー(2)が『大アゴ(※2)』をブーストして使用。狙いは逸れるもゴール・ハード(5)の11体とチャンピオンを倒す。『パニックテスト』に失敗したゴール・ハード(5)は『逃走』。

※1:『吸血鬼の魔法体系』の特性。スペルの発動に成功すると、本人か範囲内の味方1体が【傷】を1回復する。
※2:円形テンプレート(小)(ブーストすると大)に重なった兵は【敏】テストをして、成功したら【攻】3、失敗したら【攻】7のヒットを受ける。テンプレートの位置はアーティラリーダイスとスキャッターダイスでずれる。

ドゥームブル(2)の『インパクトヒット』と攻撃でブッチャー(2)が1+1=2ダメージを受け(残り【傷】2)、反撃でサーベルタスクが1ダメージを与える(残り【傷】4)。ブッチャーとサーベルタスクは『逃走』、『猛進』したドゥームブルはアイアンガットに『突撃』。
ヴァーミンロードが攻撃と『踏み荒らし攻撃』で3+4=7体、ヘルピット・アボミネイションが『インパクトヒット』と特殊攻撃の『巨獣の肉塊』と『踏み荒らし攻撃』で6+2+6+6=20体のアンゴール・ハード(1)を倒す。反撃でヴァーミンロードが1ダメージを受ける(残り【傷】4)。『逃走』したアンゴール・チャンピオンに追い付いて全滅させる。

●6ターン裏
ベスティゴールがヘルピット・アボミネイションに『突撃』。
ドゥームブル(1)とゴール・ハード(2)がヴァーミンロードに『突撃』。
ゴール・ハード(5)が『再集結テスト』に成功。
『獣人の待ちぶせ』判定を行うもゴール・ハード(6)は出現せず。

『魔力の風判定』のパワーダイスは4個、ディスペルダイスは2個。
グレイト・ビュレイシャーマン(2)がヴァーミンロードに使用した『体力そぎおとし』は『抗えぬ大魔力』で発動し、【耐】を-3する。『魔力の暴走』チャートの結果は『悲惨なる大爆発(※)』。ゴール・ハード(3)の3体が倒れ、グレイト・ビュレイシャーマン(2)が1ダメージを受ける(残り【傷】2)。

※1:自分を中心とした円形テンプレート(小)の範囲に【攻】10の自動ヒット。

ドゥームブル(2)が『インパクトヒット』と攻撃で2+4=6ダメージをアイアンガットに与え、最後の2体を倒して全滅させる。
ビーストロード(1)とウォーゴール(1)とベスティゴール・ハードの攻撃でヘルピット・アボミネイションに2+2+2=6ダメージを与え、『インパクトヒット』と特殊攻撃と『踏み荒らし攻撃』でベスティゴールが計11体倒れる。ベスティゴール全滅。ヘルピット・アボミネイション死亡。『恐るべき死からの復活(※)』チャートの結果は『完全戦死』でそのまま消滅。
ドゥームブル(1)が『インパクトヒット』と通常攻撃で1+3ダメージをヴァーミンロードに与え、反撃で1ダメージを受ける(残り【傷】3)。ヴァーミンロード死亡。

※:ヘルピット・アボミネイションは最後の【傷】を失った後にD6を振り、その出目次第で(1)完全に死亡(2)死骸からラットスウォーム出現(3)復活、のいずれかの結果になる。

ここでゲーム終了。
フォト



結果:引き分け
当日は会場の利用時間が迫っていたのと、勝敗よりゲームをすること自体が目的であったために結果の集計はしていないのだが、今手元にある情報で概算する限りでは両陣営とも約5,000ポイントを失っているので、完全に引き分け。


===幕間の雑感===
ハンス・フォン・カーシュタイン:低迷するアーミーを救うため、ブラックコーチから颯爽と現れた吸血鬼。ただ、オプションメガ盛りで無闇にポイントを食い、他のユニットが薄くなるので、救えているかどうかはお察し。コンラッドに殺されたのとは別人。cv.大塚芳忠
ヘルベルト:憑依していたレイモン(古代の妖術師)をハンスにエコエコアザラクされて、正気に戻ってしまった死霊術士。戻ったと言っても、そもそも死霊術士なので正気の程度はお察し。cv.千葉繁

ハンス「さて、毎度お馴染み反省会の時間であるな」
ヘルベルト「しれっと始めておりますが、閣下は今回初参戦でしょうが」
ハ「安心せよ、バックナンバーを読んだ故、ここまでの展開は承知しておる。全く不甲斐ない事よ」
へ「で、閣下が軍を率いた結果が今回のこれな訳ですが」
ハ「この状況に相応しい言葉を教えてやろう。『あれはあれ、これはこれ』だ」
ヘ「堂々と開き直りましたな」

ハ「早速だが、今回も色々と失敗しておったな」
ヘ「ルールミスとしては、ダイアウルフの突撃ですな。何故、あの馬鹿者(=筆者)は同じ過ちを繰り返すのか…」
ハ「人は過ちを繰り返しながら、前に進むしか無いのだ」
へ「なんか格好良い教訓っぽく言ってますが、筆者が阿呆なだけですからな」
ハ「かなり相手のペースを乱した故、罪悪感もひとしおだが、アレがあっても我が軍は惨敗しておる訳だし、今回はご容赦願おう」

へ「ヴァルガイストはミスと言うより不運の部類でしたな(※)」
ハ「3体148ポイントでジャイアント(225ポイント)と刺し違えたのだから、ポイントとしては黒字なのではないか?」
へ「ヴァンパイアカウントは他のユニットがとにかく溶けやすいので、強いユニットはポイント以上の働きをしなければ、収支が釣り合わぬのです」
ハ「と言っても、ヴァルガイストは【耐】こそ4あっても裸がユニフォームのアパッチ野球軍(古いな)ではないか。使い潰すつもりで使うしか無さそうだが」
へ「そこは、『飛行』能力を活用して敵の正面から当たるのを避けて被害を減らし、かつウィザードの近くで回復を受ける前提で動くのですよ」
ハ「どのみち『狂乱』を抑えるためにも、あまり自由には動かせぬか。単に強くて便利なユニットという訳でもないのだな」

※:【士気】10のヴァンパイアロードの12インチ以内に居たので、これ以上対策しようがない。

ハ「ヘックスレイスは、何故あの様な珍妙な動きをしたのだ?」
ヘ「『ヴァンヘルの死舞踏』でミノタウロスの背後に移動しようと企んだものの、筆者が動かし方を誤ったのですな。滅多に活躍しない故、距離感を誤っていた様であります」
ハ「まあ、あの場を仮に生き延びた(?)としても、歩兵主体の敵には嫌がらせしかできぬとも思えるがな」
ヘ「終盤で手が付けられなくなったドゥームブルを狙うという手もありましたぞ」
ハ「…そう考えると、なかなか痛いな」
ヘ「ファンタジーバトルは軍勢同士のぶつかり合いですが、一つのユニットが戦況を左右することもある、という認識は大事ですぞ」

ハ「ブラックナイトがミノタウロスの正面にノコノコ歩いて行ったのは何故か?」
ヘ「目の前の建物を盾にして、こちらが有利な条件で側背に回り込めぬかと考えていた所で建物が吹っ飛んでしまって計算が狂い、突撃するのを忘れて居ったのですな」
ハ「突撃しておれば、ミノタウロスの1体ぐらいは余計に道連れにできたであろうな。惜しい事をした」
へ「ユニットの体力と攻撃力が減れば、後の展開が変わることもあり得ますからなぁ」

ヘ「あれこれ残念だった一方で、閣下は絶好調でしたな」
ハ「まあ、『英雄殺しの剣』のお陰よな。あれほど役に立つ時と立たぬ時が分かれる得物も少なかろう」
へ「一つの戦闘に敵キャラクター4体とか、出来過ぎの舞台でしょう」
ハ「一応言い訳をしておくと、今回のためにメタを張った訳ではなく、ヴァンパイアロードであれば雑魚に後れを取る事は無かろうから、キャラクターと戦うときの事を考えて筆者…ではなくマンフレッド様が持たせて下さったのだ」
へ「とは言え、5ターン目の一騎討ちは失策でしたな」
ハ「一騎討ちでないと『惨殺ボーナス』が無いのが勿体ないではないか」
へ「ドゥームブルであれば元より【傷】は5ある故、通常戦闘で倒しても【傷】2のウォーゴールに『惨殺ボーナス』を加えたのと大差無いでしょう。その上、受ける被害は格段に減りますぞ(※)」
ハ「そうなれば、少しは踏み止まれたと思うか?」
へ「精々破滅が1ターン先延ばしになった程度でしょうが、主催者殿のビーストロード(ジェネラル)には前回のキャンペーンから度々苦渋を舐めさせられておる故、たまには一矢報いたい所でありました」

※:勝てる前提で話しているが、この時のヴァンパイアロードは【攻】9【回】9でヒットロールとダメージロール振り直し可能なので、ルール上倒せる相手は大体倒せるデストロイモード中である。

ハ「我らとしてはこんな所だが、全体としてはどうであった?」
へ「連合側アーミーの受け持つ位置は割と適当に決めたのですが、移動に制限があり、単純移動力でも最も低いヴァンパイアカウントが中央に居る事で、取り残されるのを防げたのは吉でしたな」
ハ「勝敗はともかく、折角の機会に蚊帳の外では虚しいからな」
へ「一方で、このキャンペーンで溶けやすさを遺憾なく発揮している我が軍が真ん中に居る事で、早々に分断される危険もありました。実際ダイアウルフのミスが無ければ、5ターン目頃にはすることが無くなっていたかもしれませんぞ」
ハ「それはそれで虚しいな。まあ、戦って散る方が、何もできぬよりはマシか」
へ「後は、マジックフェイズの有利を思ったほど生かせなかったのが残念でしたな」
ハ「通常のゲームからすれば、かなりスペルが発動したとは思うが、4ターンまではパワーダイスの数が並だった故、戦況を変えるまでには至らなんだ」
へ「まあ、所詮マジックフェイズは水物ですから、言っても詮無い事ではあります」

ハ「今回はエキストララウンド(別名劇場版エピソード)との事で、次回こそ最終ラウンドになるらしいな」
へ「時系列としては、今回の戦いは最終ラウンドの後の話らしいですぞ」
ハ「では、物語的には次回が私の初陣になるのか。今回は派手に躓いたが、登場は華麗に決めてくれよう」
ヘ「(…初陣殺し…)」
ハ「(ギロリ)何か思ったか?」
へ「いえ何も」
ハ「貴様も、くれぐれも『魔力の暴走』なぞ起こして私の足を引っ張らぬようにするのだな」
へ「…嫌なフラグを立てますなぁ…」
==========

そんな訳で、次回こそキャンペーンの最終回である。
別に、キャンペーンが終わってもこのアーミーは使うし、何が変わる訳でもないのだが、ケジメとして納得のできるゲームをしたいとは思う。
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