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2020年06月16日21:53

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中国アニメ

かつて世界をリードしていた中国アニメ、どうして最終的に日本に負けてしまったのか=中国メディア
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=97&from=diary&id=6121820

鉄扇公主は上海で万古兄弟が1941年に制作した、アニメに映画。子供用で一見しただけでは判らないのだが。
これハッキリ言って抗日プロパガンダ漫画映画です。



その後、中国本土は社会主義化して中華人民共和国になり、映画製作は国営企業が国策によって作るものとなった。著名な所では上海美術電映などがある。
これ、国策から外れなければ、制作費の心配をせず、良いものが十分な資金を持って、制作者の思い通りに作れるという事なのだ。
社会主義だから国是に沿った宣伝映画しか作れないと思っているネトウヨさんがいたら、それは大違い、社会主義体制といえども「面白くないと客が入らない」し「輸出して体制の宣伝」もできないし「関連グッズ」も売れないのである。

実際、締め付けのきつかった文化大革命の頃の作品は見られたものではなかった。

ある意味ぬるま湯の社会主義体制下でしっかり作られていたアニメも、改革開放政策の元資本主義的経済の荒波にさらされ、国民が豊かになって視聴コンテンツも増え、制作本数も増え。
スタッフ不足、粗製乱造に悩まされる次第となった。
でも、新しい制作者も出て、日本などの海外情報や渡航もできるようになり、これから巻き返すというのが現状なのだろうなと思う次第。

ナーザが海を騒がす 1973年上海美術電映





牧笛 1963年







以下記事引用

中国メディア・東方網は15日、「もともと世界をリードしていたはずの中国アニメが、どうして日本に負けてしまったのか」とする記事を掲載した。

 記事は「中国のアニメは、かつて世界をリードしていた」として、1941年に万氏兄弟が制作したアニメ「鉄扇公主」を紹介。現在見るとその作りは粗雑であるものの、当時としては素晴らしい作品だったと伝え、「鉄腕アトム」を生んだ日本のマンガ家・手塚治虫氏もこの作品に影響を受けたと説明している。

 一方で、中国アニメはその後更なる発展を見せることなく衰退し、逆に日本が世界に冠たるマンガ・アニメ大国になったと指摘。ここ数年は中国でも優れたアニメ作品が作られるようになったが、それでも日本のアニメには及ばないとし、ボトルネックとなっている理由を2つ挙げて説明した。

 まず1点めは、中国国内においてアニメに対し「よい子が見るもの」という固定観念が存在することとした。これまでアニメ業界は社会から重要視されず、「子どもだけが見るもの」として幼児や児童向けの作品ばかりが大量に作られ、青年や大人向けの作品がほとんど出てこなかったことを挙げている。

 そして2点めは、専門的な人材の不足とした。記事は、アニメ分野に対する軽視が長きにわたり続いたことで、優れたマンガ家、アニメーターの育成が遅れたと指摘。とりわけアテレコに関しては立ち遅れが顕著であり、日本には優れた声優が数えきれないほど存在するのに対して、中国ではまだ数えられるほどしかいないと伝えた。

 記事は一方で、最近では青年や大人向けのアニメを積極的に制作する動きがみられること、レベルの高い声優が続々と登場していることを挙げ、今後中国アニメ界が大きな発展を遂げることに期待を寄せた。(編集担当:今関忠馬)
サーチナ

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