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2020年05月29日15:55

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僕にとってのデザイナーと言う仕事

 どうもおはようございます。SANTABUNNYという名前でアーティスト活動をしたり、出版のデザイナーとして働いております、久藤です。

 今朝もstand.fmにてラジオを配信しました。今回は絵を始めたきっかけをテーマに少しばかりお話ししています。相変わらず薄い内容ですが、よろしくお願いします。

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絵を始めたきっかけ - SANTABUNNYのクリエイティブライフ | stand.fm
https://stand.fm/episodes/5ed0310e33ca4e3e9d7006d2
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 昨日のnoteの記事を、「大人の読み聞かせ」的な感じで、Youtubeを使ってみようと始めてみました。Youtubeは前にも使ったことがあるのですが、すっかり色々仕様が変わっていますね。昨日夕方の記事で貼り付けておきました。かなり、ただたどたどしく、何を言っているのか、途中怪しいですが、まぁ実験としてやっております。(聴いていただいたかたはいかがだったでしょうか?ぜひ感想もいただけると嬉しいような恥ずかしいような。。。)


https://youtu.be/GqczGgl5Kqg


 通勤しながらとか、洗濯をしながらとか、散歩しながらとか、「ながら聞き」していただけるといいかなと思います。(↓手書きの台本(笑))



 さて、本題。最近は作家業の話が続いていたので、今日はデザイナーの仕事の話をしようと思います。

 僕にとってのデザインは、結構ドライに聞こえちゃいますが、生活のために、誰かのための労働として位置しています。ここでお金を稼ぐと言うことで、きちんとした生活の基盤を作って。そしてお金にはならないけれど、学生時代からやっていたSANTABUNNYという作家業を継続していけるよう、うまく回す機能として存在しています。

 僕は2年前に14年間勤めた会社を辞め、去年からフリーランスとして、出版、主にマンガのデザイナーをやっています。なんだかんだ会社員時代の人間関係といいますか、そこでの貯金みたいなもので、なんとか食いつないでいる、と言うのが実情です。

 これから僕の力で食べていけるように、日々の仕事を邁進していくようにより一層の努力をしています。

 基本デザイナーは「人に使ってもらう」ことをモットーにしてやっていますので、こき使っていただけると有難いです。

 作業自体は家で僕1人で机に向かっているのですが、担当している作家さんや編集さん。印刷所の方、出版社の営業さん。運送してくださる方。書店さんなどと一緒に読者に届けるチームとしての意識を強く持っています。

 一緒に面白いものを届けていけたらと。その辺は会社員時代と何も変わっていないですね。僕はなるべく、毎回違うやり方といいますか、右から左ではなくて、「ちょっとこれ無理じゃないの?」みたいなトラブルも含め、割とケラケラ、ポジティブに取り組んでいるつもりです。。自分で言って焦ってくるなあ。

 大変といえば大変ですけども、そこを乗り越えて行かないと、次のステップが存在しないのです。

 デザイナーの仕事っていうのは、毎回いろんな人と仕事をすることになるので、ただレイアウトしていくって言うよりかは、考え方の異なる人との接し方、コミュニケーションの取り方。キャッチボールをしていかないと、話にならないです。思った以上に地道な仕事です。

 長く続けていくと、馴れ合いになってしまいそうですが、気をつけて、毎回1年目のつもりでやって行けたらなとガンバリ中です。



 只今バリバリ働き盛りの38歳。ちなみにずっと座り仕事ですので、健康にはかなり気を配っていて、運動は欠かさずやっていますし、食事に関しても、インスタント食品なんかは食べないように心がけています。酒もすっかり辞めて、睡眠も布団に入って1、2、3で夢の中。

 アスリートではありませんが、体が資本です。ダウンしてしまったら、助けてくれるスタッフもいませんし、代わりに仕事が流れていったら、それこそ食べていけなくなってしまうので、命がけで健康維持です(笑)。アシスタント雇うつもりもありません。結構地味な部分が多い仕事です。

 あとは、なるべくプロにならないというか、玄人にならないというか、常に新人のような視点、素人の視点を忘れないようにしています。(もちろん気持ちの上でしかないのですが、、)

 あと、これから50歳、60歳、70歳、80歳?(笑)・・・どこまで続くのかはわかりませんが、そういう状況でも食べて行かなきゃいけないので、なるべく若い編集さんにも、謙虚にしていかないといけないですね。

 「良いように使ってもらう」って言う事は、デザイナーにとって大事なスキルだと思っています。とは言え、ただただ使われるのではなく、きちんと経験していく上で得たものは、何か提供できたらなと。

 別に教育しようとか言うものはないんですけども、違うところは違うと言うと、示していかないと相手も離れて言ってしまうので、そこはなかなか難しいバランスですねえ。今もわかりませんが。一応、お仕事を継続していただいているので、有難い限りです。

 あと、人間にはミスはあるので、それを許すっていうところを、持っておくことが大切です。許せなかったり、やるせない気持ちも全くないと言ったらそんなことはないのですが。。。変な期待を大きくしないということだ大切ですね。それは仕事に限らずですが。




 自分の頭の中にあるもの以外のことを、許容していくことで、新しい発見があります。成長につながっていくので、だからデザイナーの仕事っていうのは、自分1人でやってると言うよりかは、チームでプロジェクトを進めていくと言うことで、自分がないものを取り込んでいく機能として、僕の中では存在しています。

 ちなみに自分の関わったプロジェクトのデザイン。その心構えとしてでは、「売れるものを作る」と言うよりかは「買ってもらった人の書棚にきちんと取っておいてもらえること」を大切にしています。

 どれぐらいの年月、残っているか。寄り添っていける本になっているか。そこをとても大事にしています。アフターフォローといいますか、保証のないデザインは、可愛いからと言ってペットを飼い、いざ病気になったら放棄しまうということだということを、理解しないといけません。たとえ売れたとしてもリピートはしてくれないですし、それはとても不親切です。

 長く続けていく事で、僕は新鮮さを忘れそうになるので、そこはあまりポジティブな面とは考えていないのですが、この年になって10年という単位の長さとか。そういったものがわかるようになんとなく感覚的に分かるようになってきたかな、と。

 経験をすると言うことのポジティブな面はそれくらいかな。無駄ではないとは思いますが。

 何度も同じことを言いますが。パソコンの技術だけをするということが、デザイナーの仕事ではなくて。実際は情報収集能力とか、人と接するコミニケーション能力が、ビジネスにおけるデザイン業と思っています。

 いろんな人が関わっている中での機能の一部であること。これを念頭に僕は仕事に取り組んでいます。おいしい料理も、汚いお皿に乗ってたら、美味しくは見えない。器が綺麗な方が同じ料理でも美しく見え、食欲をそそるものです。その作品をよりよくプレゼンテーションすることが僕にとってのデザイナーとしての仕事だと思っております。

 僕にとってのデザイナーと言う仕事をまとめてみました。

 今日は結構長文になっちゃいましたね。。。
 最後まで読んでくれてありがとうございます。
 それではまた明日会いましょう。

(引用元:https://note.com/santabunny/n/nd64e2f056079
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