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2020年05月12日19:37

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小説「永遠の夏をあとに」雪乃紗衣

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あらすじ
田舎町に住む小学六年生の拓人は、幼い頃に神隠しに遭い、その間の記憶を失っている。
そんな拓人の前に弓月小夜子と名乗る、年上の少女が現れた。
以前、拓人の母とともに三人で暮らしていたというが、拓人はどうしても思い出せない。
母の入院のため、小学生最後の夏休みを小夜子と過ごすことになった拓人。
だが、サヤはなぜか自分のことを語ろうとしない。
拓人の記憶に時折よぎるのは、降りしきる花びらと深山で鳴りつづけるバイオリンの音、月が狂ったように輝く海――なぜ俺はサヤを忘れてる?

少しファンタジーが入っている。
何てきれいな作品を書かれるのか、と感嘆。
夏の情景が浮かんできて、心地良かった。
もどかしくも、切ない物語。
中々良いものを書かれる。
読後感は爽やか。
大変面白く読めた。


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コメント

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