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2020年05月11日06:06

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管楽器

https://www.br.de/nachrichten/bayern/bamberger-symphoniker-wissenschaftler-messen-aerosolausstoss,Ry6T6OU?fbclid=IwAR1NfQpg77MzFajKea7eP2GGxt8Vd8Wm6uUJP9i7iuBEHj2KaueQCglYhf0

https://www.br.de/nachrichten/bayern/bamberger-symphoniker-wissenschaftler-messen-aerosolausstoss,Ry6T6OU?fbclid=IwAR1NfQpg77MzFajKea7eP2GGxt8Vd8Wm6uUJP9i7iuBEHj2KaueQCglYhf0

以下竹中のりこさんによる翻訳
わたしたち音楽家には、たいへん興味深い記事だと思います。あまり日本では報道されていないようなので、記事をざっくり訳してみました。
バンベルク交響楽団:科学者がエアロゾル排出量を測定
科学者がバンベルク交響楽団において、トロンボーン、クラリネット、ホルンなど管楽器が放出するエアロゾルを測定する実験を行いました。
コロナウィルスが問題の現在、放出物質は危険とみなされているからです。
2020年5月5日からバンベルク交響楽団は、演奏時に木管楽器と金管楽器が、どれだけエアロゾルを放出するかを調査しています。
現在管楽器は、プレーヤーがコロナ感染症を患っている場合、空気中にウイルスを拡散させる可能性があり、危険だと考えられています。
そのため、現在管楽器奏者は3〜12メートル他の奏者と離れて演奏するようにいわれているのです。
しかしバンベルク交響楽団のインテンダント、マルクス・アクストはその決定に疑問を持ちました。
「クラリネットやホルンを演奏しても、音が発生する場所では楽器の空気の流れが遅くなるため、エアロゾルはほとんど放出されないのではないだろうか」
この疑問をもとにバイエルンの都市エアランゲンにある流体力学会社の専門家は、演奏中に楽器から出る空気の流れをセンサーを使用して測定するよう依頼を受けました。
放射される気流は人工の霧で可視化されました。
この実験は、フライブルク音楽医学研究所の2人の科学者によって観察されました。
彼らはこれまで、管楽器に他の奏者から3〜5メートルの距離をとって演奏することを推奨していました。
はじめの調査では、木管、金管楽器ともに、演奏による呼吸の空気の動きはほとんど測定されませんでした。
ファゴットやトランペットにおいても、人工霧の乱気流はありませんでした。
一方、楽器なしで人口霧に直接息を吹きかけたり、咳をしたりすると、激しい乱気流が発生しました。
フライブルク音楽医学研究所の教授、ベルンハルト・リヒターは最初の試験についてこうコメントしました。
「この結果は私たちの期待を裏付けるものであり、公の場でコンサートをするという将来に希望を与えます。」
バンベルクのコンサートホールでの測定後、実験室ではさらにテストが行われます。
その結果は、ベルリンとミュンヘンのウイルス学者に提示され、それらは、マルクス・アクスト氏の計画に従って、政策提言を策定するために使用されます。
バンベルク交響楽団とドイツの他の約130のプロのオーケストラの目的は、演奏家と一般市民の健康を危険にさらすことなく、できるだけ早くコンサートを再開することです。

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