見物客減らず、藤の花刈り取り
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躑躅、藤、牡丹、菊桜など遅咲きの桜のお花見にも好適な時期にさしかかってきましたね。
花は、来年も咲く。
無残と思えるような心がある人ほど、『待て』ができるのだろうなあ…
季節のお花見が好きで、花ごよみに沿ってさまざまな花のお花見をするのが好きな私ですが。今年は、個人的にもっとも好きな梅のお花見を、まだそれほど人がいなかった節分頃の開花だけを見て諦めました。
来年も咲く、そう強く思いながら。
厳冬の、雪の中でも咲く椿や寒桜も美しいけれど。
梅は、雪国にとっては春を告げる使者。1週間も10日もお日さまみない、気まぐれな時雨と低く重く唸る雪雷に閉ざされがちな北陸に春を知らせるファンファーレ。
春というにはまだ冷たい風と弱い日差しのなか、おずおずと花ひらく白梅の匂いやかさに救われる。
あぁもうすぐ春なんだなあという、季節が巡る嬉しさを実感する。
源氏物語に登場する藤壺様は、光る君にとっての運命の女性。生母である桐壺様に生き写しなうえ姪にあたる若紫がまた藤壺様に生き写しという、落ち着いて考えるとかなり強引な設定ではあるけれど。
そのくらい、藤の花は平安の昔から『最高級の女性』に例えられるほど好まれた花だったんだろうなあ。
来年は、みんな心穏やかに、なんてことのない季節のお花見を楽しめますように。
GW開ける頃には、杜若が咲いてるかな……
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