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2020年04月26日07:27

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上州の女傑

一昨日はもつ鍋をつまみに過度の飲酒をしてしまい、挙句酩酊してしまった後に次女とけんかして泣かしてしまい家内にひどく叱られた。なので朝フテ寝した後起きてきた家内に抱きしめられたらなぜか涙が出てきて止まらなかった。

もう酒やめよう。なので昨夕は大好きなサッポロ黒ラベルをひと缶だけ飲み干してこれより断酒に入った。マジで酒やめないと肝臓も血管も糖尿も肥満も治まらないからねえ。これからのわが友はウーロン茶だ!とほほほほ(´;ω;`)ウゥゥ。

今朝観た昨日の録画「あの人に会いたいは」昨年お亡くなりになった銀幕のスターであった宍戸錠さんだった。

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役者たちは私たちはいつもさらし者なのです!のセリフがかっこよかった。世の中自分に酔うバカがけっこう多く、そいつらはすべからく皆かっこわるいものであるが、宍戸錠さんだけは自身に酔いながらもとてもかっこいい唯一の男だと思う。それはナルシストなどというものではなく、強い意志をかようなかたちで表出する男の美学を持ちえた証しであろうと感じる。エースのジョーはいまもかっこいいんである。

話はまたも昨日に戻りこの日の朝方に見た夢見は久々に脳裏にはっきりと残るものであった。夢中で懐かしい人々との再会を果たすことができた。

30代前半はおもに飲酒と週末の草野球で命脈を保っていた。その草野球チームのライバルチームを束ねていたのが市内の繁華街の場末にショットバーを経営する悪徳マスターのKであった。当時は彼ともつきあいがありその店にもちょくちょく通った。
そこで出会ったのが彼女。その名もS姐さんであり姐さんと呼ぶものの僕より数歳若い女性であった。

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目元がいつも涼し気でちょっときりりとした僕の大好物女優の余貴美子姐さんに似た美人である。彼女なんとその若さながらインテリア関連の会社を経営しており、小さいながらも社員を抱えている女傑であった。
その彼女と昨朝は夢見で再会したのである。夢ではふたりきりではなく悪党KもそしてS姐さんに岡惚れしていたKの舎弟のTくんもそしてもひとり誰かは定かでないが一緒におりこの五人でなんと旅に出るのであった。

旅には目的地があり大分のローカル線の終着駅であり、そこで殉教したカトリックの少女の慰霊に出向くというおよそ宗教からはほど遠い僕になんとも似つかわしくないストーリーであった。鈍行の夜汽車での旅程中に停車した駅からは遠くのビル街を見渡すことができ、ビル群の屋上を失踪する通称ジャガー男を皆で目撃した際は皆で大騒ぎになったものだった。

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目的地のローカル駅に着いて皆で賛美歌を歌った後大急ぎで横浜の繁華街に戻り、予約していたスナックに入店し、そこで焼き肉パーティーを開催して歓談しているところで目が覚めた。S姐さん、KそしてTくん。皆といた夢見の時間が妙にリアルであった。
姐さんいまどうしているかなと懐かしさがひとしおとなった。

実は姐さんとは他のSNSでお互いの近況をアップしているので、彼女が息災でやっていることは知っており安心している。それまで県央で会社経営をしていた彼女であったが、数年前の年賀状にはいきなり会社を畳んで故郷の群馬前橋に帰郷し、歳召された母上の介護をしつつ、地元大手のハウジングメーカーに営業ウーマンで中途採用の職を得て活躍しているとあり、なんとも驚愕させられつつもああやはり彼女は居所を移してさえもなお女傑であるなあと感心させられたものだった。

S姐さんと一緒に遊んだ30代前半はというと僕の生活はすさんでいた。かろうじて会社勤めはしていたものの仕事のストレスがきつく、それを過度な飲酒で封じ込めようとする非道いありさまだった。しかも紹介で知り合った9歳上の妙艶な女性にたらしこまれて篭絡させられてしまい、邪淫の道に引きずり込まれてしまい前後不覚の陰獣となりにっちもさっちもいかなかった。

そんな中で目元の涼しいS姐さんはいつも僕に清冽な印象を与えてくれ、なぜか瞬時僕の心をリフレッシュしてくれたものだった。
その彼女はというと当時の飲み仲間で好青年だった男と再婚を果たすも残念ながら二度目の破局を迎えてしまい、S姐さんやっぱりつええなあと思わされたものだった。

やがて僕も再婚し、かの飲み仲間たちから遠ざかりつつあるうちに悪党Kが経営していたいつも火の車であったショットバーは閉店に追い込まれ、Kは行方知れずとなってしまった。それもありS姐さんとは疎遠になってしまった。

よそのSNSでふたたび連絡がとれるようになったのは2年ほど前からであろうかつい最近である。彼女の元気な様子を知り安堵したものだった。彼女は自己啓発を旨とする団体のメンバーとなり、そこでも活躍しているようすであり頼もしかった。京浜から上州に住まいを変えても彼女はどこかちょっと優雅なのであった。

そして昨朝の夢見だ。なんだか彼女と再会したくなったものの、子育てで自宅にへばりつきの僕が上州まで遠路運ぶことなどできそうもない。なので彼女がもしこちらの近くまで来ようものならそれを機会として再会したいものである。
まあ久々の再会にかこつけて彼女に抱きついたりしようものなら彼女から往復ビンタを喰らってはいおしまいとなるので、せいぜい握手くらいにしておこう。

女傑の手にまだまだ熱い血潮が流れていることを確認しておきたいものである。
それまでS姐さん。いつまでもすてきでいてください。

先日録画しておいた洋画のこちらを観た。

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ポール・ニューマンと若きトム・クルーズ共演の「ハスラー2」である。
僕同作をかつてシネマで観たが、これ86年の作品とあるから僕がまだ二十歳の時の作品だったのだ。ロートルハスラーと日の出の若きハスラーとその彼女の三人の旅打ちロードムービーである。ポール演じるくじけぬ男の最後のセリフ「復活だ!」に希望を感じたものだった。若かったんだね、僕も(*´ω`*)。
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