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2020年04月18日12:59

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札沼線非電化区間運行終了。

札沼線の北海道医療大学〜新十津川間が、昨日の新十津川発の列車をもって運行を休止しました。
時事通信の見出しでは廃線前倒しという書き方をしていますが、厳密には書類上はまだ廃線ではないでしょうね。もう廃線の予定日まで列車が来ないという話です。
新十津川発10:00の列車は、新十津川発では当日の最終になりますが、浦臼まではまだ4往復、また石狩月形までは片道2本の定期列車がありました。それらの列車もまた、前日に運休を発表された形になります。

ネット上では、この措置は道外からの葬式鉄をシャットアウトするためで、新千歳までのエアラインの最終便が出たタイミングを敢えて図って発表したという説も流れています。
考えてみれば、危機管理のあり方としてはこれは妥当ではあるのでしょう。一歩引いて見ると、今春は路線自体の廃止は非常に少なく、旅客路線の営業運転を伴う廃線についてはこの札沼線くらいです。しかも、GWの大型連休がゴールライン。
どうあがいても各地の葬式鉄が一斉集結する事態は避けられず、北の発表が全席指定化→最終日の前倒しと別途地元向けイベント開催→最終日をさらに翌日に前倒ししイベントも中止とレベルアップしたのは危機感の表れでもあったのでしょうね。

しかしまぁ、ローカル線の廃止を結果として名実ともにショービズに落とし込んでしまった北の手際には自分は納得出来ません。ちょっと前には日高本線の護岸崩落を放置して工費を跳ね上げさせた件も「結果として」廃止に話を持っていきましたし、北の最近のやり口はどうも自分には目に余ります。
行いそのものは消極的賛成とせざるを得ないものの、これが前例として今後存在し続ける事については正直非常に憂慮しますね。

■新型コロナで廃線前倒し=札沼線の一部区間が終了―JR北海道
(時事通信社 - 04月17日 12:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6050626

85年の歴史、突然のサヨナラ JR札沼線一部区間 ラストラン繰り上げ 7
2020年04月17日 11:32 毎日新聞
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6050472
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