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2020年10月31日10:15

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医療とは・・・。

■終末期がん患者、4割に痛み=緩和ケア「一層対策を」―がんセンター
(時事通信社 - 10月31日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6289233

終末期だけではない。医療従事者の思いこみなどによる理解の度合いが問題だ。

これは事実を書くので病院名等は伏せます。

私自身の体験談です。

私は心臓病で通院や入院をして治療し、これまでにカテーテル治療を5回施しています。

この病気に気が付いたのは11年前。

しかし、その10年ほど前から心臓に痛みを感じていました。

11年の間に倒れたこと4回、その内1回は呼吸も止まりました。

死を覚悟した瞬間です。

自分で蘇生しました。一か八かだった。

この11年間毎日の投薬は26錠ほどを、飲み続けています。

去年のことです、定期通院の時主治医に心臓の痛みを話すると、「あり得ない」と言われました。

私は今までこの痛みを感じた後、倒れることがあったので相談したかったのですが、主治医は心臓の痛みではないと決めつけました。

その後体調を崩し仕事を辞めました。
苦しくて、仕事どころではなくなったからです。
私はその時ある未上場ではあるが、大手企業の大阪事業所長をしていました。それはかなりの激務です。

その事も医者には相談していたのですが、頼りない返事しか貰えず悩んでいたときだった。

3ヶ月後の通院日にもう一度訊いてみた。
この痛みは心臓とは関係無いのか?
その時の答えは「それが心臓の痛みなら今頃死んでます」だった。

若い医師ではあるが一流大の医学部卒なんだが・・・。

この痛みと20年付き合ってきた私の考えは、これは心臓の痛みであるだった。

その二ヶ月後倒れた。

救急搬送は必要なかったが、仕事は辞めなければならなかった。

医師の判断はあって当然。しかし、患者の意見はちゃんと聞こうよ。それが原因で死んでいたかも知れない。

私は昔、医療機器のメーカーに勤務していた経験がある。
たぶん素人の人より色々解っていると思う。
だから予測出来たのかもしれない。

医師を信じることも大事だが、自分の病気に向き合うことはそれよりも大切だ。

今でも投薬を止めたら私は死にます。
確実に・・・。それも一ヶ月で。
それも、私の本来の病気とは違う心筋梗塞で逝くことになります。

それもこれも、最初のオペが成功しなかった事が原因です。

失敗とは言えないが、成功でもない。
こんなことがあるんです、医療の現場には。

いつも死を覚悟して生きていくことのしんどさは、もうじゅうぶん知っている。

緩和ケア・・・終末期だけと思ったら、それは違うと答えるでしょう。

悩みを持ってる人達へ、ある意味自殺もできてしまう私の治療ですが、何より大切なのは、自分の命は自分だけの物ではないと言うこと。
私の場合、妻や息子それに母より先に逝けないかなぁ。
なんて考えています。
こんな身体に産んだと思わせたくない。
年老いてそんな辛いこと考えさせたくない。

だから母を見送ってからでないと死ねないんです。

皆さん、それこそ頑張りましょう。
強い意思が必要な時があります。
私はそれを11年間持ち続けて来ました。

途中投げ出したいって思ったこともあります。
でも、そんな時心の支えは家族でした。
何も考えてない呑気な家族ですが、その家族が支えなんです。

自分の心の持ち方で少しは何かが変わるんじゃないでしょうか。
少なくとも私はそう思うんです。


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