イタリアの死者数が+427で3405人で、とうとう中国(3245人)を超えた。国土の広さや人口を考えると、今イタリアで起きていることが いかに深刻かという話。
先日に「ロンバルディアの地方紙の訃報欄が 紙面10枚に達したと」いうニュースがあったけれど、同じ地方紙が伝えるところによると、火葬施設が処理落ちを起こしていて、軍の人員が投入されているらしい。1ヶ月半前の武漢そのままみたいな状況に震える。
それでも武漢では 火神山や雷神山を突貫工事で作ったり、全土から医師を集めて投入したりする余裕があったのだから、イタリアは武漢よりも状況は悪いかもしれない。
検査数の多い割には死者数が少なく、模範例のように言われていたドイツだけれども、死者数+16の44人で、とうとう日本を超えてしまった。死者数そのものよりも、増え方のペースが急激に上がったことが気になる。
当初「放っておけば免疫を持つ人間が増えるだろう」と積極的な対策を取らなかったら、重症患者が急増。研究機関からも「国民の大半が免疫を持つまでに10万人以上死ぬ」と言われて、あわてて方針転換したイギリス。死者+40の144人。理屈はわかるのだけれども、極端すぎたかなと思わないでもない。
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