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2020年03月21日13:27

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79-1 詩・短編を書いてみた(第1905回)

短編・詩を書いてみました(^_^)
素人が書いたので
気に入っていただけるか分かりませんが
一生懸命に書いてみました
だいたい1000字以内なので暇なときにでも読んで
楽しんで頂けると幸いです(^_^)b


「戻れるならば……」
■■■■■■
【あらすじ】
あの日に戻れるなら…。

そんな事を何度つぶやいただろう。
私は、あの日の自分へ想いが届くように
今も願い続けている………。

――――――――

親戚が集まった日。
私が兄の子供と遊んでいたら
こんなことを聞かれた。
「オジサンは何で結婚とかしなかったの?」と。

結婚か…。

確かに
若い時はそれなりにお付き合いもしていたから
そのまま結婚をしようと思えば
出来たと思う。

でも
どうしても結婚という気持ちにはなれなかった。
多分
それは忘れられない
あの出来事があったから…。


私が19歳の時に恋人が出来た。
それは私の初恋で
記憶もなくなるくらい
緊張しながら告白したのを覚えている。
彼女はその辿々しい僕の告白を
優しく笑いなから
受け入れてくれた。
それから私達はたくさんのことをした。
私が海が好きだからその場所へ行ったり。
彼女が山が好きだからその場所へ行ったり…。

それらはとても楽しい日々で
当然のように
学校を卒業した頃には結婚を意識するようになった。

彼女と一緒に過ごしたい。
同じ未来を見ていたいと…。

しかし、それと同時に感じるのは
「彼女を幸せにしてあげられるのだろうか…」という不安。

彼女は素敵な人だ。
僕なんかに気遣いをしてくれるし
笑ってもくれる。
それに比べて僕は彼女に何もしてあげられない。

だから
僕なんかが彼女と結婚してもいいのだろうか?と思ってしまうのだ。

他の人が見たら「何を言ってるんだ」と思うだろう。
僕だって
その想いはある。

でも勇気が出ないのだ。

結局
僕は自分に自信がなくて
プロポーズすることが出来なかった。
彼女に想いを伝えることが出来なかったんだ。

その2年後。
僕はその行動を大きく後悔する。

続く………………

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