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2020年05月10日03:25

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疑問の残る政府対応。

コロナ治療薬、国内初の承認
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6074094

早々と米国製の薬「レムデシビル」が特例として承認されることになりました。
しかし、副作用として腎臓等に障害を起こし、緊急の人工透析が必要になるといった事は、
あまり耳にする事がなく、積極的に使用するべきなのかと心配な点が残ります。
少なくとも、副作用のない「万能薬」でないことだけは確かです。

一方で、日本製の薬「アビガン」の使用には、政府はあまり積極的とは思えませんでした。
こちらにも、副作用として奇形児が産まれる可能性があるため、
子供を作る予定のある男女は控える必要があるといったことがあります。
しかし、重症化しやすいと言われる高齢者にはあまり関係がないと思われるため、
なぜ、軽症なうちの積極的な利用を避けてきたのかという疑問は払拭できません。

同様に、日本製のぜん息薬にも一定の効果があったと耳にした事があります。
重症な状態から回復したとの記憶があるので、なぜ耳にしなくなったのか不思議です。
当初の情報だけで、それ以降には効果が出なかったという事はないと思うのですが…。

「効果が期待できる」といった情報の時点で「レムデシビル」承認の話が出ていたので、
一時、アフリカで流行したエボラ出血熱の終息であまった在庫処理のために、
いち早く日本政府が手を挙げたのではないかと、勘繰ってしまうほどの速さでした。

ただ思い返すと、日本政府の対応は決して素早いものとは言えないものでした。
「瀬戸際」であると繰り返しつつも、対応の仕方は場当たり的なものに感じました。
他国と異なり、PCR検査の数を絞るといった事も、失策であったと考えます。
「疫学調査」にこだわるあまり、民間への検査の委託を渋った結果が、
現在の途上国レベルの検査数しかこなせていない状態があるのではと思っています。
しかし十分な検査体制でない割には、終息に向かう他国同様の経済活動再開を試みていて、
経済再生担当大臣がウィルスの対策担当である時点で、間違っていたようにも思います。
以前から病院を減らす方向の政策をとってきたのも、この問題の原因の一因かもしれません。
「経済第一」で国民の命は二の次なのがこの政権なのかと、考えてしまいます。
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