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2020年03月10日18:25

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雨が、多くなってきた。
季節の変わり目は、苦手だ。
気圧の変化とともに、身体がなんとなくついていかなくて、具合が悪い。
今は、婦人科の治療も中止しているから、尚更だ。

先週、来月からの仕事の打ち合わせをしてきて、
準備するのは10講義くらいかなとタカをくくっていたら、とんでもない。
全授業の半分くらいはやらなければいけなくなって、
しかも看護過程とか一番大変なやつは
ワタシに任されることになってしまった。
昔、最初に行った学校は、学生の出来はさておき、
同僚の先生たちはとても親切だったのを今になって身に染みた。
授業するという経験をしたことがない助手の私たちを、
よくかばって助けてくれてたんだなと思う。
今は、どうだ。
教えたことあるよね、の一言で、作ったこともない授業準備を任される。
これが、職位がつくということなんだろうけど・・
大学院の指導教授の先生は大変だったんだろうな。
サラリーマンからいきなり教授になって、やったことない授業準備をイチからしたんだから。。

3日前にやっと、学会のエントリーを終わらせて、
その日は、1日で体重が1.5キロも落ちてしまった。
打ち合わせも一気に5時間、休憩少しだけ挟んだだけで、
次の日からほぼ缶詰でパソコンと山積みの本と格闘してて、
作業して顔上げたら2時間経ってたとか普通で。
結局、集中するとやりすぎちゃう。

一週間置いて今日、センセイのとこに行って治療してもらった。
背中・・どうしたの?何か運動したの?ヒドイよこれ・・。と言っている。
頭も痛いし、ずっと作業してて・・と事情を話して、スイマセンとぽつんと話すと
いいですよ!と大きな声で返してくれた。
無理しないで、今は週2回にしたら?と言ってくれて、今月は回数を増やすことにした。
センセイが、先週の自分の手の怪我のことを話していたが、具合が悪いので受け流した。

ワタシは今まで、
仕事でも私生活でも、何でもかんでもお姉さんになろうとして来た。
自分の親にもそうだったし、何か手を差し伸べることばかりしてきた。
結果そうするうちに周りは、この人はなんでも一人でできる、
この人はひとりでも大丈夫と思ってしまって、
ワタシは困ったときに誰にも言えない状況になってしまっていた。
腐れ縁の彼にも、同期の彼にもそう言われて、ずっとワタシは傷ついて来た。

もう、ひとりではなんでも出来ない。
なんでも出来ないことをワタシは認めるべきだ。
仕事では頑張っても、プライベートはもうちょっと誰かに頼ってもいいはずだ。
センセイはいつもここにいるんだから、困ったら「助けて」って言っていいはずだ。
きっとセンセイができる範囲で、考えてくれるはずだ。
もっとワタシは、楽に生きていいはずだ。
仕事、頑張ってるんだもん。
ちゃんとひとりで稼いで、ひとりで勉強して学校行って、
自分で自分の生活を、今までひとりで賄って来たんだもん。

そしてここの環境は、
センセイも商店街の人も、ワタシがひとりではないことを、
ここで安心して生活していいんだってことを、
仕事ではお姉さん、それ以外は甘えていいってことを、認めてくれているんだ。

だから、分別つけて生活しよう。
引っ越さないって決めたんだから、商店街の人たちに、甘えちゃえ。
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