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2020年02月07日11:46

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酒とタバコ

タバコの規制強化が言われると、決まって出てくるのはタバコ吸いからの、それなら酒はどうやねんっちゅう言いがかり。
それはそれ、これはこれ、そもそも同じ嗜好品ってだけでまったく違う種類のもんを比べてどうすんねんと思うけど、それはそれとして、喫煙と飲酒の決定的な違いはなんなんやろと、お客さんと飲みながら話す。

体にええとか悪いとか言い出すと、やはりタバコのほうが分が悪い。
酒は適度にたしなめば健康にええっちゅう説もあるし、長寿な人の中にはそうした習慣の人も少なくない。
もっとも、それを言うとタバコ吸いは、うちのじいちゃんはどうとか例外的な話を持ち出してくるんやけどね。
それはともかく、タバコは1本でも、それどころかそばで吸われるだけでも健康被害があることが証明され尽くしているから、この面では完敗。
しかし、それだけではいまいち弱い。
あれこれ話してるうちに、決定的な違いが見えてきた。

酒は自分の意思で飲んでるけど、タバコは我慢できなくて吸っている。
酒は飲まなければ飲まないでどうにかなるけど、タバコは吸わなければいられないから吸ってしまう。
つまり、酒は飲んでるけど、タバコは吸わされているのではないか。
もちろん、酒飲みの中にも飲まずにいられへん人はいるけど、それはごく一部に限られるのに対して、タバコはほとんどの人がそうやもんな。

4月からは受動喫煙防止法だかなんだかで、飲食店等はごく一部の例外を除いてほぼ禁煙になる。
飲食店はともかく、たぶんいちばん戦々恐々としてるのはパチンコ屋なんちゃうかな。
それでなくてもどんどん市場が縮小し、経営体力のないとこから順番につぶれていってるっちゅうのに、今度はタバコ規制やもんね。
喫煙エリアを設けたとしても、そうなると今度は安くで使えて体力もある20未満のスタッフを使えないって問題が出てくる。
タバコもパチンコもまったくやれへんから、個人的には関係ないんやけどね。

しかし、これだけ吸えない環境が浸透してもやっぱりやめられへんってのは、自分の意思ではどうにもならない、つまり吸わされてるってことの裏づけなのかも。

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