2月4日18時半〜21時15分くらい。
トニー…村上虹郎
マリア…田村芽実
アニータ…May J
リフ…小野賢章
ベルナルド…廣瀬友祐
とても有名な作品で、ミュージカル好きなら一度は見たことがある。見るべき。
と言われる作品です。
劇団四季でも上演されていましたが、ハッピーエンドで楽しいストーリーが好きなので、見る気はなかったです。
でも見たいキャストがいたので、今回行ってきました。だから突然のseason2(笑)
見てもないのにうだうだいうのは嫌なタイプなので、見れたのはよかったのかも。
そしてはっきりと言えます。私はダメだ。
時代が違うからっていうのもありますが、こーゆー人種的な差別や迫害とは縁がなかったからでしょうか。ストーリーもね。後味の悪い、誰も救われない話ですし。
あの子たちが改心してまっとうな人間になるとも思えない。
ただただ大人と世の中を恨んで大人になっていくんだろうな、みたいな。
悲しみと苦しみと憎しみと後悔と。とにかく負の要素しか刻まない。
当時のミュージカル界では前衛的だったようですが…。
せめて、マリアに駆け寄ろうとしたトニーをチノが撃っちゃうシーン。
アニータが庇って死んじゃうとか。
(その前のシーンとつじつまが合わなくなるので、自分の発言に後悔して、とか)
マリアとトニーがアニータに駆け寄る。
驚くふたりに、アニータは「これでベルナルドの傍に行けるわ」
とか言ってさ。
アニータはベルナルドと天国で幸せになってもらって。
マリアとトニーは大人たちや仲間を捨ててふたりで逃げる(幸せになる)
とかだったらいいのになーと。
人魚姫→リトルマーメイドみたいのならよかったです。
好きな人が出てたら見に行ってしまうかもしれないですが、作品で見に行くことはないですね。
さて。劇場は豊洲に新設されたIHIステージアラウンド東京なるもの。
円形の劇場で360度回転します。
走るシーンやバイクが通る場面など、とても臨場感があります。
セットを移動させることもないので場面転換も早いです。
デメリットとしては、客席が動く分振動がすごい。
これは他の劇場(キャッツシアター)でもそうだったので仕方ないのかも。
あと。360度セットが組まれているせいか、声の反響が弱い。
声量があるのかもしれないけど、全然声が聞こえてこない。
拍手も皆叩いていたハズなんですが、パラパラとしか聞こえない。
キャストはお客さんが手を叩いているのを見ているのでそこまで気にならないですが、前列に座って音だけ聞いていると「お客さんいないの?」って不安になるくらい。
すごいお金持ちの人たちが通う高校の文化祭みたいな感じでした。
ダンスはよかったです。踊り終わって息が上がっていたのは気になりましたが。
すんごいWキャストが多いので、色々な組み合わせを見るのも楽しいかと思います。
ちょうどこの日はカーテンコール中、スマホによる写真撮影がOKでした。
ただ、電源を起動している間に撮影時間終わっちゃってるんですよね。
席からは「撮れない」「早いよー」という悲鳴が上がってました。
私はカーテンコールのみ撮影OKを何度か経験しているので。
すべてのアラーム音を切り、機内モードにしてます。
これでなんとか撮影。
ただ全員が静止している時間がないので、ここもなんとかしてほしいところ。
この劇場、トイレの数は十分で快適ですが、2020年末には取り壊されてしまうみたいです。
最後に。プログラム2500円なんですが。装丁がすごい。
最近みないほどのしっかりとした作りなので、写真に載せておきます。
写真だとすごさがわからないけど(笑)
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