弘前公園内で、今まで遠目でしか見られなかった動物と出会いました。
ネットで検索した結果、多分貂(てん)だと思われます。
今までも園内に鼬(いたち)か白鼻芯(はくびしん)らしいのが生息してるのを見かけたという話や、遠目に横切ったりしたりで、何かいるのだろうというのは確かだったのです。
今回は比較的近い場所で目撃出来たので、ある程度特徴を把握して、他の動物との誤認もなさそう。
目撃地は深夜の本丸東屋、石段を駆け上りその後本丸外周の柵の上に移動、ちょっと立ち止まってこちらを警戒した後、柵の上をバランス感覚良く駆け抜けていきました。
ハッキリとは確認出来ませんでしたが、恐らく口には獲物のネズミなんかを咥えていたような気がします。
最初は兎かと。
ちょうど直前に出会った冬毛の白兎と同程度に、石段や闇夜に映える体毛の明るく見えたからの印象ですが、石段を駆け上がり、東屋内を走る姿は兎じゃない!
次は猫かな?と。
俊敏な動きからの連想でしたが、体形が違い過ぎました。
尾はそこそこ長くふっさりした感じで、猫と言われても納得しますが、比較的胴が長くてスマートながら短足で、猫には見えない。
そもそも公園内に顔を出す猫は、人間に餌ねだることはあっても、警戒して走り出すとかはまずない…
その後は柵の上に立ち止まった状態からおおよそのサイズの推定可能、大体成猫程度はありそう。
帰宅後、ざっと体形からイタチの仲間と当りを付けて検索開始。
条件として、冬に換毛して白くなるのを加えたら、飯綱(いいずな・いずな)とオコジョが該当するも、イズナは小さく尾も短く除外、オコジョは尾の先が黒いので除外と、どちらもハズレっぽい。
完全な白じゃないのか?と再度検索すると、冬は体毛の色が黄色に頭部が白い黄貂(きてん)というのがいるので、これが最有力候補。
ちなみにイタチは冬でもそんなに白っぽくならないみたいのと、テンよりちょい小柄という点で、ちょっと違うのかな?というところ。
珍しい動物を見たなーとは思うものの、どうもイタチの仲間は獰猛らしく、今まで出会ったタヌキやキツネ以上に不用意な接近は厳禁の模様。
公園内で見掛けたからといって、触りに行こうとかしたらダメですよー
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