mixiユーザー(id:644479)

2019年12月27日20:12

139 view

ロシアへの経済制裁は中共同様に深刻なダメージ^^;

「みな極東から去っていく」 ロシア、疲弊する地方
2019/12/27 0:00

モスクワ郊外の高級住宅地「コートダジュール」。100軒近い豪邸の一つで11月下旬、実業家の男性(46)がバスローブ姿でくつろいでいた。敷地は約1000平方メートル(約300坪)で、温水プール、ホームシアター、美容サロンも備える。市場価格は、ロシアによるクリミア半島の併合を認めない米欧の制裁で半額程度になったが、いまでも10億円をくだらない。

この住宅地を含む高額物件を扱うモスクワの不動産会社カリンカ・リアルティには、内覧や購入を求める「偉い役人や企業の重役」(同社)が相次ぐ。

繁栄する大都市と開発が遅れる地方の所得格差は大きい。2018年の平均月収はモスクワが約6万6千ルーブル(11万円)で、全国平均の2倍。大統領ウラジーミル・プーチン(67)は中央集権を進め、政権に近い企業や高官が潤う。一方、全人口に占める「貧困層」は08年の9%から、足元の13%に高まった。00年代の資源ブームが終息して低成長に転じ、地方は疲弊する。

「極東の人口増を期待していると聞きましたが、問題は山積です。未舗装の道路、粗末な診療所……」。北朝鮮に比較的近いロシア極東のメリニキに住む主婦エカテリーナ・レゴスタエワ(40)は2年前、プーチンに手紙を出し、生活苦を訴えた。

隣家と壁を共有する平屋に夫婦と子供6人で暮らす。月収は不安定で、少ないと1万5000ルーブルほど。ほかに国から大家族向けの支援金を月約2千ルーブル受け取るが、余裕はない。一方、公的な極東開発の予算が汚職でどこかに消えたとの噂も聞く。

極東地域は国土の4割だが、人口は90年から2割以上減った。「みなよい暮らしを求めて去る」。日本海沿いの主要都市ナホトカで子供4人を育てる母親(38)は元気がない。この5年間、工場の給与は据え置きだが物価は肌感覚で2倍。借金が膨らみ「国の恩恵は感じない」。

ナホトカに近いウラジオストクで9月に開いた極東発展に関する会議で地元首長の一人が切り出した。「極東は必要なのか」。プーチンがいらだった声で反応した。「どこのばか者が言ったのか」。中央と地方の格差はプーチン与党の支持率が30%台前半に低迷する一因だ。24年に控える大統領選では3選連続の出馬が禁じられ、権力の維持へ統治体制の再構築を迫られるプーチン。その強権と裏腹に、苦悩も抱える。(敬称略)

石川陽平、小川知世が担当しました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53830830W9A221C1SHA000/
エネルギー資源だけでなく、鉄やアルミ等製造全般の資源が価格暴落しています。
世界の工場たる中共が、過剰生産を調整出来ずに経済が低迷しているからです。
資源を高価格で輸出出来ないロシアは、経済制裁で海外からの投資も低迷しており、迷走し始めてます^^;

制裁で追い詰められ、中共と組んだロシアに、今投資するのは暴挙と思うのは私だけw

中国の属国と化すロシアを待つ残念な未来
2019年8月1日
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/world/00096/
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年12月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031