さて、想定外の午前様、それも午前３時過ぎに帰るという、普段のわたしからは考えられない長〜い一日がようやく終わり、部屋に入るなりバタンキューだったわたし。
ボスから別れ際に、「朝ごはんは８時に集合」とのお達しがありましたが、そうなると身体を清める時間を考慮して遅くとも７時には起床せねばなりません。
ただでさえ前世ヴァンパイアなわたしです、しこたま飲んだ状態でそんなに早起きできるとは思えませんでした。
それでも一応タイマーを７時にセットしておいたところ、なんとタイマーが作動するより早く、６時半過ぎに自然に目が覚めちゃいました。
しかし、予想してはいましたが二日酔いで頭がガンガンします。
とりあえず、風呂に入って血行が良くなれば多少は改善されるだろう、と浴槽にたっぷりお湯を張りじっくりと浸かった後、日ごろシャンプーや石鹸をケチっていい加減にしか洗っていない身体を、これでもかと洗います。
そうすると幾分改善されました。
しかし食欲はまったくわいてこないので、ボス命令を無視して朝食には行かないことにしました。
すると、８時ちょうどにボスから電話がかかってきたため、多少の演技を盛り込み、「頭痛がヒドイので申し訳ありません」とお断りしました。
一方、本日のイベントは１０時開始ですが、８時半頃にＪ君からＬＩＮＥで、「９時１０分にロビー集合」との連絡がありました。
どうやらＪ君はちゃんとボス主催朝食会に参加したようです、さすが２０代、元気ですなー。
さて、仕事は仕事です、朝食をすっぽかした罪悪感もあり、１０分前行動の精神でロビーに降り、ホテル併設のコンビニでソルマックを購入、ロビーに戻ってから一気に飲み干します。
やがてボスが降りて来られたため、朝食会拒否の無礼をお詫びし、ソルマックを飲んだため仕事は大丈夫です、とボスの評価を回復すべく、やる気をアピールします。
遅れてＪ君も降りてきましたが、またもやボスより後に来るという失態。
まあ、今日はわたしも人に注意をできる立場ではないため、あえて何も言わないことにします。
上司とＫ君はこの日は地元へ帰るため基本的にフリーなので、ボスとＪ君とわたしの３人で出発。
９時半過ぎには会場に到着し、さっそく準備しますが、どうも腹の調子が悪いためトイレへ。
しかし２つある個室はどちらも先客がいましたので、他の人に割り込まれない程度の位置で待ちます。
５分近く待ちましたが、一向に出てくる気配はありません。
そうこうするうちに便意がやや収まったので、ブースに戻り、イベントが始まるまで待機。
そうえいば、例のミニスカ生美脚ギャルは今日もいるだろうか、とあたりを見回したところ、いましたいました、ご健在です。
よっしゃー、少し元気が出てきたぞー。
間もなくイベントが始まりましたが、すぐに再度便意を催したので少し離れた別のトイレに行ったところ、やはり少し待ちましたがなんとか排便完了。
そしてソルマックも効いてきたのか、１時間もするとすっかり元気になりました。
やがて上司とＫ君も会場に到着、ボスをはじめ、皆の頑張りで物販はそこそこ成果が出ておりましたが、わたしはというと、生美脚が気になるばかりか、お隣のブースにいた女性がめっちゃ好みのタイプだったので、気もそぞろで集中力なし。
それでも皆にバレないよう、どうにかこうにか仕事をしている風を装っているうちに、関係団体のＢさんから、「どうぞ、休憩されてください」とのお言葉をいただきました。
続きは次回で。
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