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2021年01月20日23:31

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KISS岩手公演2019年12月14日盛岡タカヤアリーナ

2019年12月14日岩手県盛岡市タカヤアリーナで
アメリカを代表するロックバンドKISSの公演が行われました。
あのKISSが岩手にやって来る。2019年夏の公演告知でテレビでも
何度もコマーシャルが流れ岩手のロックファンにも現実味が湧いてきました。

私が10代の頃、クイーン、エアロスミス、キッスは日本でも絶大な人気を
誇っていたバンドです。日本人にも聞きやすいハードロックで歌舞伎からヒントを
得た独特のメイク、ステージでは火を噴き、血を吐きギターから煙が出る演出
そして演奏後、豪快にギターをステージに叩きつけ破壊するパフォーマンスで
人気を得ました。
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オリジナルメンバーは現在ポール・スタンレーg、ジーン・シモンズbだけに
なりましたがピーター・クリスd、エース・フレーリーgのオリジナルメンバー
での公演も良く見に行ったものです。そして月日は流れトミー・セイヤーg
エリック・シンガーdがメンバーとなり46年もの間、活動を続け
レコード・セールスは1億枚を超えるバンドとなりました。

今回のツアーはKISS最後の世界ツアーで日本は東京、大阪、名古屋の
三大都市に加え仙台、そして盛岡が公演地に選ばれました。
チケットはSS25000円、S20000円、A15000円の
3種で発売からそう時間がかからず売り切れになりました。
SOLD OUTのCMも流され公演当日を迎えました。
私も数日前までチケットを入手できておらず
チケットが余ったファンがおりまして運よく譲ってもらえました。
会場のタカヤアリーナは元盛岡アイスアリーナという会場で4000人を
収用する岩手では比較的大きな会場です。この会場を利用するアーティストは
小田和正さん、松堂谷由美さん、GLAYなどの定番会場です。
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この日は土曜日の公演で盛岡駅からシャトルバスも運行され新幹線で
来ているファンも多くいることが予想されることから午後5時30分の開演。

アリーナを埋め尽くしたファンが待ち受ける中、レッド・ツエッペリンの
ロックンロールが流された後、お馴染みのアナウンス、最高のものが欲しいか?
与えてやろう!世界で最もホットなバンドKISSのシャウトが流れ彼らの代表曲、
デトロイト・ロックシティのイントロが弾きだされ
ステージ前のカーテンが下ろされると爆音とともに火柱が上がり
ステージ上部からジーン・シモンズ、ポール・スタンレー、
トミー・セイヤーの3名に用意されたゴンドラで舞い降りてくる演出。
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ポールのMORIOKAのシャウトに観客もシャウトで反応する。
中盤のギターソロの音色の重なりは美しさの中に悲しみも感じさせ
興奮を与えるKISSならではのメロディ・ワーク。爆音、疾走、スピードと
三拍子が揃った圧巻のオープニングにシャウト・イット・ラウドと続ける選曲。
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定番のデュースではジーンがトレートマークの長い舌を観客に見せながら
ステージを練り歩きトミーのギターの音色も心地よく響き渡る。
ソロにザクザクとギターのリズムを刻む音の心地よさもKISSのサウンドの魅力。
KISSが本当に盛岡に来ている。目の前で演奏している。
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曲はSay Yeah I Love It Loudと続きジーンの歌うメロディと
観客の掛け合いが会場の一体感を増してゆく。
ステージのスクリーンが炎の映像に包まれ曲はウォー・マシーンへ
コンサート前半のハイライトは悪魔の儀式と言われるジーン・シモンズの
火吹きの演出。消防車を思わせる赤い回転灯がアリーナを包みジーンが
火を噴きあげると大歓声が!ついに盛岡で披露された伝統芸能。
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この日のコンサートはNHKが取材しておりリハーサルで口に灯油を
含み火を噴いた後、すぐ解毒剤で口を濯ぐ様子も放送されていました。

番組では今回の最後の日本公演は大都市だけではなく
地方にも向かうよ。多くのファンが移動しなくて済むようにね。
そのセリフの先には見慣れた田園風景も交えた盛岡に
向かう新幹線の様子も流され盛岡駅に到着したジーン・シモンズが
サイン攻めに合う嬉しい様子も放送されました。

80年台の人気曲Lick it upに悪魔のドクターラブ。
KISSほど曲名に悪魔が使われたバンドもないでしょうね。
私も小学生、中学生、高校生の時代を駆け抜けたヒット曲の数々。
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10万光年の彼方にではエリックの派手なドラムソロが含まれ
ドラムセットがリフトで上昇し、見事なドラムさばきが披露され
観客を楽しませる。70年代の代表曲、コールド・ジンに雷神では
ジーン・シモンズの空中浮遊が披露されバンドが力を入れてきた
パフォーマンスの部分もファンを魅了してゆく。
この空中浮遊の高さは危険を伴いますが今も変えていないそうです。
NHKのヒューマン誇り高き悪魔ジーン・シモンズの大阪公演では
この空中に舞い上がる演出の危険度も放映されていました。
入念なリハーサルに点検が繰り返された上での演出だったのですね。
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コンサートは後半へ進み世界中のハードロックカフェでも
新アルバムのキャンペーンが行われたサイコ・サーカスへ。
KISSのコンセプトアルバムともいうべきアルバムからの
タイトルナンバーはハードロックカフェにいるような錯覚を感じさせます。
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またスクリーンの映像は種類も豊富でKISSの映像へのこだわりは
すごいものがあります。一つ一つがショーの大事なパズルなのですね。
ポール・スタンレーがギターで奏でる日本人初の全米No1ヒットになった
坂本九の上を向いて歩こうSUKIYAKIの選曲にはファンもびっくり。
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その後、ワイヤーロープに捕まってアリーナ後方ミニ・ステージに
ポールが移動して歌うのはLOVE GUN そしてKISSのダンスナンバー、
Lovin’ You Babyにアリーナは大興奮。
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後方のファンやスタンドのファンは大喜びでKISSの演出を楽しんでいました。
そしてまたワイヤーロープに捕まりメインステージへ戻ってゆく。
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本篇最後のナンバーはブラック・ダイヤモンド。
ハードロックバンドのバラードは何て美しいのだろうか。
そして曲に合わせた照明のきらめきも。
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バンドはステージを降りるが大歓声は止まらずアンコールは
ピーター・クリスが歌って大人気を博したバラードのBETH 
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今歌うのはエリックだがこの曲は
本当に美しくKISSの音楽への愛が注がれた名曲。
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歌い終わるとアリーナは大歓声に包まれ、曲はDo You Love Me
そしてロックンロールのスタンダート、Rock‘nroll All Niteと続く。
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会場には巨大な風船が舞い降り、紙吹雪が豪快に吹き荒れて
サビの部分は何度も何度もKISSとFANの大合唱に!
曲のエンディングではポールがギターをステージに叩きつけ破壊。
これも伝統芸能。大歓声に応える4人。ステージで記念撮影した後
盛岡のファンへの感謝を伝え公演は終了しました。
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スクリーンに現れた映像がファンを泣かせてくれました。
KISSは盛岡を愛していますとの文字が。
最初で最後の盛岡公演をありがとう!KISS最高のロックショーでした!

本日1月20日はポール・スタンレー69歳の誕生日。
コロナが終息しKISSのファイナルツアーが無事に完遂する
事を祈っています!


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