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2019年09月27日18:42

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歩きスマホを恥じた、あるきっかけ

■「歩きスマホ」の女性に体当たり=傷害容疑で49歳男逮捕−警視庁
(時事通信社 - 09月26日 17:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5803311

もう10年以上も前のこと。
住宅街を駅に向かって歩く私が、見知らぬ長身の男とすれ違ったとき。
パーン!
爆竹が一発だけ鳴ったような大きな音。
すれ違いざまに男がアスファルトの地面を叩きつけるように踏んだ音だった。
弾かれたように後ろを振り返る。
男は歩みを止めないまま、顔だけこちらを向けてニヤリと意味ありげな笑いを浮かべた。

ニヤリの意味を察するに1秒とかからなかった。
その時、私は携帯(当時はまだスマホは存在していな)のメールを覗き込みながら歩いていたからだ。
その男に「歩きスマホ」ならぬ「歩き携帯」を窘められたのだ。
顔から火が出る恥辱の思い。
実に恥ずべき我が人生の黒歴史であった。
それを最後に「歩き携帯」、今では「歩きスマホ」は一切していない。
もっとも、視覚に難ある私は、今や歩きスマホのような器用な芸当はできないが、そうでなかったとしても絶対にやりはしない。

あの男の訓戒は、ひとつ生きたのだとも言えようか。

というわけで、ひとも無げな歩きスマホしている自己中丸出しの人間を見ると腹が立つ気持ちは大いにわかる。
が、体当たりで、しかも自分より弱い体格の女ばかりを狙って怪我をさせるなどは言語道断。
恥ずかしながら私がされたような「すれ違いの足鳴らしての注意喚起」にとどめればよいのだ。
まあ、歩きスマホを日常化している輩のどれだけに、己の恥ずべき醜態を自覚せしめるかは分からんが。

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