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2019年09月27日10:58

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ワルアガ記

先週末、どんじょいわなさんからメッセが届く。

ど「25日(水)今年最後の山行ぎいかがですか?」
おら「どごさ行ぎすぺ? (笑」
ど「西の又さ行ってみたい!俺はキノコ目的だげっとも!」
お「んで、頑張って久しぶりぬ行ってみすか? ^^;」
ど「今年はキノコ遅いみたいです。アミッコもまだ出てないみたいです。25日、6時に行きます。」
お「りょーかいでがす。^^」

待ちわびたほぼ一か月ぶりの山入りでR. ^^
この会話の後に、おら色々と考えますた。
H沢の西ノ又沢はちと遠い。
まずは保険の沢で車を降りて、隣のH沢へ尾根越えして片道30分歩き、着いたらH沢を遡ってマル秘枝道を歩いて西ノ又のF1(Fは滝の事。下流側から1,2、と番号を付ける)のすぐ上に出る。 ここまで1時間半〜2時間かなあ?
おらにゃあ正直ちょっとショッパイ。
なんでこんなルートを採るかというと、H沢をそのまま遡って西ノ又沢の出合から入ると、100mぐらい遡って最初の滝と対面する。
この滝がおらには越せない........
ロッククライマーとか沢登り屋サンだったら越せるのだろうが、普通の釣り人にはまず無理。
で、H沢を遡る途中で右岸のマル秘枝道に入るのだ。
ガンバッて行ったとしても、F2までの短い距離を釣るだけ。
短いと言っても十分楽しいのだが、二人で釣るにはちょっと狭くて短い。

西ノ又はこんなところ。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1932430445&owner_id=4992489
F2の上流にも岩魚は居るらしいのだが、左岸のスラブ(一枚岩の事)を登るのが嫌なおら、行くならここまでだな。

で、あーだこーだと悩んだ末に電球
この春に師匠から譲ってもらった竿を、まだちゃんと振っていないよな。考えてる顔
こりゃあ釣れなくても良いから、本流でこの竿と遊んで来よう!!

でおら「熟考の末、本流さ入ってみだい...........」
ど「OK!」

当日はちゃんと5時に目が覚めた。
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あれこれ準備して、今日は別行動なので家を出る時から渓流シューズを履いて行く。
午前6時、どんじょいわな号登場。
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あーだこーだ世間話をしながら鬼首へ向かった。
山王沢出合のちょっと前で下ろしてもらう、ここからは別行動だおらは本流を釣り遡り、どんじょさんは保険の沢から山越えでH沢の西ノ又沢へ入る。
集合は14時にH沢の橋のたもとと決めて分かれる。

本流に降りて竿を繋ぐ。目の前には山王沢出合いの壁が見える。
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静かだ............やっぱ渓はいーなあ。
さて、竿を繋ぐ。
英国はハーディー社の古い竹竿。御年83歳。
リールはもうちょっと若い守護聖人。
そして絹の糸。

数年前の大増水で本流はすっかり変わってしまったけれど、時間と共に風が強くなってあまり良いコンディションとは言えなかったけれど、この竿を振る楽しさを十分に味わって味わった。渓は荒れて悪くなってしまったけれど、商い程度に岩魚も釣れた。
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途中休み休み遡ったのだが。ふと気が付くと前に見える堰堤のすぐ上にH沢の出合い。
に時計を見るとまだお昼前だ。
ありゃ、早く着きすぎたわい。
川が荒れてポイントが減少しの電話てしまったのが原因だな。考えてる顔
少しでも時間を消費するべとゆっくり昼飯。
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今日のオベントはおら発案の角々に違う具を仕込んだ三色おにぎりとエゾニュウのお煮しめ&昨夜の残り物のチンジャオロースーそしてらっきょ。
ちなみにおにぎりの具は、塩昆布と筋子と明太子。
梅干しを入れなかったのは、釣り人が「素(酢)で帰る」ってごろ合わせを信じたからじゃあないですよ。(笑い
キノコだなんだとまだ山へは来るけれど、今年ぁあんまり釣りに来れなかったなあなどとあれこれ思いながらゆっくりと喰らう。

昼飯終えて一休み、ザックを背負い直して出合いまで来ると、水際に見た事の無いトンボ感でいた。
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赤とんぼサイズでオニヤンマを黒っぽくした感じの色柄で不思議なヤツだった。
H沢に入って橋のすぐ上の堰堤まで釣り遡り、橋のたもとの右岸を登って道路へ出た。
約束の時間にはまだ30分も速い........一応念のため無線を飛ばす。
「エ〜どんじょいわなさんどんじょいわなさん、今何処にいるか判らないけど、集合地点着いちゃったあ。30分も速いけど。 ^^ゞ」
すると、何処に隠れていたのぉ?ってぐらいピッタシのタイミングでどんじょいわな号が現れた。
西ノ又、ダメだったそうな。
沢が埋まってチョロチョロ流れの溜まり場ナシで、悲しくなるよなちっこい魚しか見えないので、竿は出さなかったそうな。沢から出て山の中に入ると、まだ夏の装いで、キノコのキの字も無かったそうな。
竿を仕舞ったおら達、ワルアガキとは知りつつも、禿岳方面のラクヨウモダツ(関東方面ではイグチと呼ばれる事が多い)をチェックしに移動。車(RV)ダッシュ(走り出す様)
やはりラクヨウは出ていなかった。こちらの場所もまだ夏模様。

ダムサイトのキャンプ場で着替えて帰路に着く。
着替えの最中、周りは落ちた栗のイガだらけだったのに、山の中ぁまだ夏だった。
さぁ〜て、今度フライロッドを握るのは、早くて来年のGW過ぎ、まだ大分先の話だなあ。
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