この判決は、社内ルールや決まり事などの否定とする判決。
社内で身だしなみやルール違反による処罰は出来ない。
つまり、社内ルール等守らなくても良いと言う事だ。
しかも、人権を盾にすれば慰謝料まで請求できると言う事を合法化してしまった。
確かに行き過ぎた社内ルールや強要はあってはならないが、身だしなみは人の印象も変えてしまう大事な事だ。
『見た目で判断するな』と言う意見も出るかと思うが、人は九割方見た目で判断し、第一印象でほとんどの好き嫌いを判断する。
無論、その後の付き合いで改善はされる事もあるが、この件は運転士。
運転士はあまり一般の乗客と触れる機会は少ないが、故に信頼回復の付き合いは出来ない。
と言う事は、結構第一印象が大事だし、有事には余計な突っ込みをされる場合もある。
例えば事故。
事故を起こした運転手がひげを生やしていたら、『ひげを伸ばすなんて』とか『だから事故を起こすんだよ』とかほとんど言いがかりだが、そんな事も状況としてある。
この人は人権的には良いのだろうが、鉄道会社の信用や看板を背負ってる事を無視した強行とも言える行為。
俺が裁判官なら賠償は棄却するな。
人権は守られなければならないが、会社のルールは違反とは言えず、また、ひげを伸ばした事による減点評価は、社内ルールの違反による評価であり、上司として当然の役割であり、裁量の範囲内と言える。
………ってところかな。
まあ、裁判所としては、ここら辺の金額で納めませんか?と言う感じだと思うが、果たして世間がそう取るかは疑問だよね。
極端な事を言うと、人権的に見るならタトゥーでもありになってしまう。
俺的には職場によってはひげを剃る事も必要だし、何より会社に入ったからにはそこのルールを守るのは大事な事だ。
無論、パワハラやセクハラ等は我慢しなくてもいい事案だが、ひげを剃れば評価が戻るなら御安い御用だと思うんだけどね。
髭って頑なに伸ばすものではないし、どうしても伸ばしたいなら会社に掛け合うとか、なんならひげを伸ばしても評価が代わらない職業に就く事も出来る。
何よりやはり大事なのは、会社の看板を背負って仕事をしてる事を忘れてはいけない。
会社としてマイナスになるなら、普通は辞めさせる事も可能だ。
高々ひげで裁判ざたにするほどひげを伸ばさなければならない理由は無いと思うけどね。
■ひげ理由に減点、運転士への賠償確定へ 大阪市上告せず
(朝日新聞デジタル - 09月20日 19:42)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5796444
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