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2019年09月21日23:43

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意表を突く御嶽海の注文相撲だった。

■カド番の栃ノ心が2度目の関脇転落へ 8敗目喫する
(朝日新聞デジタル - 09月21日 18:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5797508
大相撲九月場所十四日目、既に10勝を挙げて大関復帰を決めている関脇貴景勝は前頭5枚目竜電を押し出しに退け三敗を守り、同じく三敗で賜杯レースの先頭グループにいる関脇御嶽海も四敗の大関豪栄道を注文相撲の突き落としで制して三敗キープ。同じく三敗の前頭8枚目隠岐の海は小結遠藤を寄り切りに仕留めて貴景勝、御嶽海、隠岐の海の3人が三敗で並び、結びの一番が終わってから組まれた明日の取組で貴景勝と隠岐の海が対戦することとなったため、四敗の前頭2枚目朝乃山、前頭14枚目で新入幕の剣翔の優勝の可能性は無くなりました。今日の御嶽海の対戦相手は大関豪栄道。昨日は貴景勝の低さを利用した上手投げで一蹴しましたが、今日は御嶽海が意表を突く立ち合いの変化で右に動いての突き落としで勝負あり。取組後「咄嗟でした。自分の相撲というより、白星をとってしまった感じ」とのことで、滅多にやらない手でもあり、思わず本音が出た恰好と言えるかもしれませんね。八角理事長(第61代横綱北勝海)曰く、「優勝経験があるから、今日は絶対に勝たなきゃいけないと思ったんだろう。大事な一番で度胸あるな。緊張する中でなかなかできるもんじゃない。もし失敗したら、悔いは残るし。度胸がいい」と、その強心臓ぶりを感心していたようですが、優勝の昨年七月場所以外になかった三役での二桁という目標が達成され、勝つことへの意欲が高まったのかもしれません。千秋楽の対戦相手は遠藤となり、勝てば貴景勝と隠岐の海の三敗同士の対戦の勝者との優勝決定戦に臨むこととなります。取組後、明日の割りが組まれる前の支度部屋で「決定戦になったら、体力残ってないでしょう」と話していましたが、隠岐の海以外は二度目の優勝を賭ける闘いとなるので、関心も高まっていくのではと思います。
さて、今日の結びの一番では角番で7敗から踏みとどまっている大関栃ノ心が前頭6枚目妙義龍と対戦し、妙義の右差し寄りに後退した栃ノ心が左で抱えて回り込むも栃ノ心の左足が俵を割り、両者気付かず勝負が続くものの行司に止められ、勝負あり。決まり手は寄り切り、8敗目となり二度目の大関陥落が決まりました。三月場所は千秋楽で負け越して大関陥落、五月場所10番で大関復帰となったものの、七月場所に途中休場して角番、九月場所は十四日目で負け越しとなり、昇進後自身二度目の大関陥落となりました。二度陥落したのは魁傑(後に放駒親方、協会理事長となった)、貴ノ浪(後に音羽山親方)、栃東(現在の玉ノ井親方)の3人おり、栃東だけが2度大関に復帰という厳しい状況となりましたが、「神様が2度チャンスをくれたと思って頑張ります」と前向きにコメントしたようです。昇進時の直近三場所37勝8敗という好成績で大関昇進を果たした栃ノ心も、古傷の右膝などの状況も芳しくはないようで、満身創痍の中、苦しい土俵が続いた今場所となりましたね。
その他。十両で優勝が決まりました。左膝下の蜂窩織炎で西十両12枚目に下がった勢がを隆の勝を押し倒しに仕留めて優勝決定。元前頭6枚目で今場所は東三段目52枚目に下がった誉富士が現役引退、年寄「楯山」襲名を発表したとか。親方としての活躍に期待したいと思います。
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