mixiユーザー(id:67090186)

2019年09月07日21:06

83 view

河野外務大臣が続投か否かは安倍政権の善悪を見極めるバロメーター


まもなく安倍内閣の改造が行われるようです。

その中で河野外務大臣の交代論が出てきているようです。
続投を望む国民も多いというのに外す話が出るのは違和感がありますね。
私も河野外務大臣は絶対に外されてはいけない人材だと思っています。

しかし私は以前から、河野外務大臣は安倍総理から外務大臣から
外されるのではないかと予想しています。

もちろん、それは河野外務大臣の仕事がダメだからではありません。
むしろ、有能すぎるからです。
河野太郎氏は常識的で人道的で国民思い、そして平和主義な方です。

皆さんの多くは誤解しているかもしれないですが、今の韓国への
経済制裁による両国関係の悪化は、河野外務大臣が強気を貫き、
韓国に厳しくし過ぎたせいではないです。
また、河野外務大臣は韓国を徹底的にやっつけてくれる人でもありません。

そもそも、韓国への経済制裁の前には、安倍総理から外務省へ
「韓国人ビザ制限」要求をしましたが、外務省は拒否しています。
つまり、河野外務大臣は暴走し始めている安倍総理に対して
要求を拒否することで、自制を求めていたのです。
もちろん、外務大臣という立場上、基本的には政権の意向に
沿った言動が必要なため、言葉の上では強い口調であったり
することもありましたが、実際には非常に相手の立場も思いやる
行動をとっておられたように思います。

安倍総理はそれが気に入らなかったのでしょうね。
韓国にはもっと厳しい制裁を加えて自分のイライラを晴らしたいと
いう思いがあった安倍総理は、外務省が拒否したことに激怒して
ますますイライラの度合いを増していったこととわれます。
そして、外務省ルートはダメだと短気を起こして、次には経済産業省
からの韓国への制裁案を実施することに決めた経緯があります。

つまり、暴走し始めている安倍政権において唯一、冷静で常識的に
対応するような行動を河野大臣はしておられたということです。
経済産業省の案で始まってしまった韓国への経済制裁による
両国関係の悪化、大混乱の中、なんとか周辺国やアメリカとの
間を取り持ち、各国が暴走し始めないように、戦争へと発展して
しまうことのないように、舞台裏では奔走されていました。
つまり、河野外務大臣は、暴走を始める安倍政権に歯止めをかけ、
さりげなく尻ぬぐいもされていたわけですね。

私たちはその事実を知らなければなりません。

この際、韓国を徹底的にやっつけてしまえ!と国民全体が
熱くなり、暴走している場合ではありません。
民度が低すぎます。

もし、自衛隊が軍隊となっていたら、下手をすれば戦争に
なってしまうという危機感を皆さんを持った上で騒いでいる
のでしょうか。
自分が最前線へ赴くつもりで騒いでいるのでしょうか。
本当に一歩間違えば戦争になりかけていたことを
分かっていなかった、などど冗談にもなりませんよ。

韓国を見下してバカにしている人も多いようですが、
外側から見れば、日本も韓国も非常に似ているように見えると
思いますよ。
同じように熱くなって、やっつけろと騒いで喚いて。
情けない限りです。

むしろ、韓国のほうがいざというときは冷静かもしれません。

話を戻しますが、安倍政権は残り2年の任期となっています。
ラストスパートの期間に入りました。
この内閣改造でなのをしたいのかと言えば、憲法改正を
絶対に達成するために、YESマンだけの人事にすることです。

それを達成するためには、1ミリたりと反対する人も意見する
人も許しません。
国民の意見などどうでもよいという感じです。

いよいよ本性を現すことになりますが、安倍政権は憲法改正
だけを目標とした政権であったわけですね。

森友問題についても、一体何のためにしていたのかなと
疑問に思ったまま忘れかけている人も多いでしょう。
私もそうでした。
しかし、今になってようやく分かってきました。
安倍政権は森友学園を利用して、憲法改正のための
教育のモデル校を作りたかったわけですね。

皆さんの記憶にあるかどうか分かりませんが、あの学校の
子供たちはまるで戦前の教育のような妙な雰囲気の中で
標語を読まされたりしていたしていましたね。
まさに、憲法改正後には、戦前のような天皇や政府が
全権を持ち、支配できる日本にしたいわけです。

すべては憲法改正のためだったわけですね。
安倍総理の奥さんが、校長の肩書を欲しいとわがままを
言って好き勝手した結果、あの問題が生じた、とばかりに
思っていました。
というか思い込まされてしまっていました。
しかし考えてみれば、総理大臣の奥さんの行動を総理や
官房長官が把握していないわけがありませんね。

つまり、安倍総理の奥さんは政権の指示によって動いていた
だけであり、政権が森友学園を憲法改正の土台作りのため
利用していただけだったということですね。

考えてみれば、そこまで安倍政権は憲法改正の達成に
こだわっており、政権の悲願であり目標としていたわけですね。

そのためには、国民の支持を失わないように、選挙で負けないように、
今まで羊の皮を被ってきましたが、ついに狼の姿を現すことになります。
政権のラストスパートでは、アベノミクスが失敗して景気が悪化しようが、
国民が苦しもうが「景気はよくなりました」「国民は幸せになりました」の
一点張りで突き進んでいくことでしょう。

もちろん、聞く耳を一切持たず、憲法改正を達成してしまうつもり
でしょうね。

憲法改正の是非はともかくとして、このように耳を一切貸さず、
怒りと焦りに満ちた安倍政権に残り任期2年内に達成させては
いけないことは間違いないと思います。

憲法改正は誰かの目標達成で急いで行なうことではありません。
冷静に国民が納得する形で決めなければいけません。

安倍政権と一緒になって、安倍政権に踊らされて、韓国のことで
騒いでいる場合ではありません。

内閣改造で、河野外務大臣が正当な理由なく、外されることが
あれば、もはや安倍政権は憲法改正の鬼か悪魔ということでしょう。
もし、必要だとして続投させるのであれば、ギリギリのところで
安倍政権は人としての姿を残しているといえるでしょう。
河野外務大臣が続投か否かはそれを見極めるバロメーターに
なると私は考えています。

河野外務大臣が外されたとすれば・・・
相当、危険だと思ったほうが良さそうです。
この先、国民は戦争のリスクを負わされる覚悟も必要です。
それは意外にもロシアやアメリカが相手だったりするかもしれません。
また東アジアで第三次世界大戦が始まってしまうかもしれません。

冗談で言っているのではないですよ。
大げさに煽っているわけでもないですよ。
本当に戦争は意外にも簡単に始まることを知っておきましょう。


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する