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2019年09月04日08:52

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無い物ねだり

歳を重ね人生の半ばを過ぎると、世の中が少しずつ見え始め、人の本質的な物が垣間見えるようになってくる。
いろんな人と携わる中、思うことが多々ある。

【この人には絶対的に叶わない】

老若男女問わず、尊敬、敵意両者含めて。
知性、言い回し、頭の回転の速さ、行動力、決断力
といった能力的なもの。
身長、体格、腕力、度胸、身体能力、社交的な性格
といった先天的なもの。
そういった複合的な事に対して叶わないと感じるんだろう

【それに対し酷く劣等感を感じて虚しくなる】

当本人も気づかない内に、積み重ねてきたものが人に伝わるくらいのオーラとなって出ているんだろう。
はたして自分は人に伝わるくらいの積み重ねてきたものがあるのだろうか?
それなりに試行錯誤しながら人生やりくりしてきた。
それなりに色んな知性、能力も身に付いてきた。

だが、今目の前にいる絶対的に叶わないその人の外見的、内面的能力を目の前に圧倒されている自分は何だ。

それは恐らく、自分が積み重ねてきてないもの、先天的にもってないものを持っている人のオーラに対し劣等感を感じているのだろう。
自分的に玄関から一歩外に出れば劣等感との戦いだと思っている。
そしてそれはまだ

【自分自身を受け入れきれてない証拠だと思う。】

十人十色。人間は全知無能にはなれない。
いく数十年積み重ねても、80、90歳にもなれば
必ず何かが劣る。
寿命という電池がある限り、走り続ける事は不可能。

今の自分を素直に認め、受け入れる。
今自分に出来る事をひたすらやる。
それだけで見る世界は180度変わるのだろう。
知らぬ間に自分も他人に羨まれている事だってあるのだろう。

そんな事はわかっている!
とうの昔にわかっている!

わかっているけど、心の底からわかっていないから苦しむ

毎日!毎日!毎日!毎日!劣等感!劣等感!劣等感!

そうやって嘆きながら自分の悟りを少しずつ開いて行き
持てるようになるんだろうね。

人は人、自分は自分という気持ちを。

分かっているけど持ててはいない、この気持ち。
心のあり方。
自分に課せられた一生の課題なんだと思う。






■「人生は後悔するもの」役者をやめるか悩む30歳女性に、鴻上尚史が伝えた本当の才能
(AERA dot. - 09月03日 16:00)
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