最初に父が殺された

昨日は、「最初に父が殺された」を見ました。

https://www.netflix.com/jp/title/80067522

アンジェリーナジョリー監督の作品。
実話に基づいているのだそうです。
しかし、私は、カンボジアで急速に支持を集めた、クメール
ルージュが行った大虐殺・・・っていう事実を、全然知らなか
ったんです。
新聞で読んだとしても、自分の知らない遠い国の話だし、
きっと、「ふ〜ん」で終わったんでしょうね。
カンボジアの歴史を全然知らない私にとったら、驚愕の
ストーリーでした。
この物語は、一人の５歳の少女の目から見た世界が、そのまま
語られているのです。
少女の目から見たら、何が正しくて、何が間違っているのか
分からない。
誰が被害者で、誰が加害者なのかも、分からなくなってくる。
ただ、押し寄せてくる波に、さらわれるばかりです。
そんな無垢な少女の目に映る世界は、限りなく非道で残酷。
この物語は、そんなに昔の話ではないんですよ。
ポルポト政権の話なので、１９７５年から１９７９年。
その間、なんと、国民の四分の一が、亡くなったのだそうです。
今までネットフリックスで多くの映画を見てきたけれども、
この映画が一番、凄かったかも知れません！
２時間以上と、時間は長いけれども、見るべき映画なのかも
知れませんね。