8月17日、土曜日。夜。眠るタイミングを逃した。
8月18日、日曜日。昼下がりに眠りに落ちたが、2時間ばかりで目が覚めた。
夜遅くに出掛け、洋画3本立て。
今回は短い。
●『レプリカズ』
キアヌは大ヒット作 or スマッシュ・ヒット作の合間に、こういうのに出る。『JM』の方が好きなのは、どこか突き抜けていたからだ。あと、初日に行列に並んで観たということもあろう。熱度というものは相当な影響力を有しているのだな、と感じた次第。
●『バンブルビー』
実写版ハリウッド大作と化した『トランスフォーマー』シリーズ。1作目はわりあいに楽しんだクチだが、2作目の映像に圧倒されて以外は苦手なシリーズとなっていた。でも、今回は面白かった。シリーズで一番良いと思う。なぜか? 監督がマイケル・ベイではないからだ(笑)
カー・チェイス・シークエンスの演出&撮影が、ややメリハリに欠けた(寄りの構図ばかりなのが辛い)のが惜しいと思ったけれど、その他は充分に楽しんだ。ストップモーション・アニメーションの秀作『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』のトラヴィス・ナイト監督を起用したのが吉と出た。注目株だと思う。
●『スノー・ロワイヤル』
息子をヘロインのオーバードーズで亡くした模範市民のオヤジが、嘆きつつ死の背景を探る。浮かび上がったのは地元の麻薬王率いるギャング組織。「俺の息子は悪くなかった!!」としてオヤジの復讐が始まる……、のだが……
たぎる復讐心の周囲でギャングと敵対するネイティブ・アメリカン闇組織との抗争がおっ始まり、そこに警察も絡んで、オヤジの復讐が思わぬところで抗争の火種となり、ぷよぷよ連鎖爆発的に悪党共が半自動的に死んでいく。その様にブラックなユーモアが漂っていて◎。
これは面白い。
雪国を舞台とした犯罪ブラック・コメディだとコーエン兄弟の『ファーゴ』が筆頭格だろう。前評判の高さもあってリアルタイムで劇場鑑賞した。新宿のシネマ・ミラノで観たのだ。確かに面白かったけれど、思っていたほどでは無かったというのが正直なところだった。世評があまりに高くて期待し過ぎたこともあろうが、「そこまでかあ?」と。いや、悪くは無いのだけれども。数箇所、「周りの人、笑ってるけど、相当にエグいだろ、これ……」とも。スティーヴ・ブシェミとピーター・ストーメアの殺人者タッグの行状に引いたというか。ウィリアム・H・メイシーの役どころは滑稽に悲惨で演技も良かったし、フランシス・マクドーマンドも無論に素晴らしかったけれども、どこかのど越しの悪さみたいなものを、僕は感じたのだ。
その点、この作品は「ぶわっはっはっは!!」と。スカッともし、ホロリともした。殺伐としないしね。一番の悪党であるトム・ベイトマンは、<レオナルド・ディカプリオとヴィンス・ヴォーンの交配種にクエンティン・タランティーノが憑依した>といった風で、なかなかに良い。ふざけているけれど、現実離れし過ぎない程度の悪党。その息子が、また良い。復讐の鬼と化すはずのリーアム・ニーソンもほだされる。あの一瞬で、そりゃあ、ほだされるだろう。「ううん…… おじさん。本、読んでくれてありがとう。僕、眠たくなってきたー」みたいな。そこで二―ソンが見せる表情も絶妙。と、そこからのドミノ倒し的なぷよぷよ連鎖抗争&「トドメは俺が決める!」な一撃。いやあ、面白かった。あと、リーアム・ニーソンは大好きなので。それも『シンドラーのリスト』以前から。『ルビー・カイロ』とか『嵐の中で輝いて』の頃から。作品そのものはアレだったけれども、その頃から注目していた。それにしても、<アイリッシュ・ジゴロ>も老けたなあ。老けたけれども、アマチュア・ボクサーの強豪だっただけあって、動けるし、父性的魅力もあるし、演技も上手いし。本当に優れた俳優だと思う。
今年、鑑賞本数が激減しているけれど、そうでなくても「あ、これ、個人的に今年の上位に入るわ!」と。
大いに満足しました。
オールナイト鑑賞が明けて外に出たら、ジーンズの内股部が擦り切れそうになっていることに気付いた。「といっても、「こんな時間(5〜6時台)にどうにもならんわ……」と思うのが、きっと普通。でも、この界隈ではどうにかなる。
知り合いのおっちゃんのところに行く。もう、仕事で起きているのは判っているから、行く。
「この時間で、大きいサイズの服を安く売ってるところ、ある? 出来れば古着じゃなくて」と尋ねると、「あるぞ」と。
解決っ♪(←ほんま、ビックリするわ^^)
新品で安かった。タグが付いたままで、ドル表記だった。38ドルと書いてあるのだけれど、ビッグサイズのジーンズ1本1,000円と。ついでにビッグサイズの黒に近い濃紺のポロシャツも買う。湿気が凄くて汗もかいたので。XXLで600円と安かったし。これも新品だったし、試着もOKだし。なかなか合うサイズのものを安価で探すのが難しい僕にとって、ここは良いかも。他にも同じくらいのサイズのものが幾つかあったし。最初に勧められたのが、虎柄のイージーパンツというのが、モロに土地柄であるな。「これで仕事行ったら叱られるし、趣味でもないので、もう少しフォーマルなのを……」として選んだ。
さて、仕事まで、まだ時間があるので、おっちゃんの仕事場に戻って休ませてもらおう。飼っているチワワと遊ぶ。さてと、そろそろ時間だ。仕事に向かおう。
向かう途中、「さ、仕事やでー。お兄さんは日雇いやなくて契約で行って欲しいなー。ウチはウェルカムやでー。今から現場に行こかー」と。確認のためであろうか、めっちゃ二の腕とか肩を触られる。その上で複数の方から、「お兄さん、頼むわー」と。でも、仕事なんです。ごめんなさい。ありがたい話だけれども。として「ごめんなさい。今から仕事なんですー」と。すると快く解放してくれる。そんなに物騒じゃあない。20年前はアホみたいに物騒だったけれども。いや、今でも物騒な噂もあるんだけどね。そういうところは、見知ったおっちゃん達が近づかないように&近づいて来ないように守ってくれる&教えてくれるから。
さて。8時過ぎ。仕事、開始。
ボチボチ。
アレもコレもやりたかったけれど、タイムアップ。でも、まだ余裕が有る。来週月曜日までになんとかすれば良い。
定時で上がって、ちょっと買い物に回ってから帰宅。
19時台に帰宅。
さて、体内時計は元に戻ったはずだ。
さすがに3日間で1時間半+2時間睡眠だと眠い。
そろそろ寝よう。
『スノー・ロワイヤル』はおすすめです!
以上です。
<左添付画像使用許諾:(C)2017 RIVERSTONE PICTURES(REPLICAS)LIMITED. All Rights Reserved.>
<中添付画像使用許諾:(C)2018 Paramount Pictures. All Rights Reserved. HASBRO, TRANSFORMERS, and all related characters are trademarks of Hasbro.(c)2018 Hasbro. All Rights Reserved.>
<右添付画像使用許諾:(C)2019 STUDIOCANAL SAS ALL RIGHTS RESERVED>
ログインしてコメントを確認・投稿する