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2019年07月27日21:02

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老人施設訪問

小さなミニボトルにオールドパーを詰めて持っていく。

週に1回以上、新聞持って訪れるが、・・・最近、ゆっくり対話する時間はなかなかなかった。

・・・きょうは少し時間がとれたので、枕元まで。


おしゃべりがたくさんと頼まれごとが幾つか、待ち構えていた。

メーカー指定のお尻拭き。…前回、薬局で普通に買っていってレシートを見せたら、
「こんなに安いの!」と、驚かれた分。
私の前に頼まれた人は・・・いったい、どんな会計を報告していたのだろうね?

頭はクリアでも、寝たきりというハンディは・・・誰かに頼むしかないから、最上の選択をするわけにはいかず、情けないことが多いのだろうなと思った。

決して愚痴ではない、リアルな日常を聞く。…淡々として彼女の語ること。

私の母だったら、どんなにか、愚痴って愚痴って、私の気を滅入らせたかと。

…まあ、この人とはいい関係といえるのかなあと。


今日は丑の日、うなぎだったのよ、と。

それから、毎度の排便の苦労、
同室者のやっかみから身をかわす方法、
男性介護者しかいない時間帯のおむつ交換を頼む時の気苦労。

…交渉して、他の担当区域の女性介護者とその時だけ替わってもらうこととか。

あ〜、けっこう頭も気も使ってますねえ、…そんな枕元のテストの本、要らないでしょうに?

でもねえ、認知症防止だと言って、宿題のように持ってくるのよ、・・・面白くもなんともないのに。

…多少刺激的な週刊誌の方が、ボケ防止にはいいんじゃないかなあ、と思ったが
TVもままならない中で、娑婆の空気からどんどん遠ざかってゆく施設生活者特有の傾向が
この人の上にもそのうちに表れてくるのだろうか、と…・・少しさびしく、危惧する私。


今日は小銭入りの財布を預かった。
新聞代+αとして。…さっそく、頼まれたお尻ふきを買いに走った。

園の標準使用品では、キメが粗くて…不都合だそうだ。


…母にしてやりたかったことの万分の一でも、せめて、偶然知り合った彼女のためにと。

あまり力になれなくても、時たま顔を出す誰かがいるだけで、その人の日常は、訪問者を期待できない他の人より、過ごしやすいのではないかしら…。

この方は常に断舎利を実行していらっしゃる。ベッド周りのごく限られたスペース、
ついでに、限られた残り時間。…お見舞いに貰うものは、溜まるから。

…お人形を二つ、ブラウスを1枚いただいた。
で、私も、さっそく、・・・それらをどうにかしなくては・・・ね。
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