mixiユーザー(id:9706236)

2019年08月15日21:35

121 view

ようやく夏休み

ははははー、のんびりしたぞー!!
管理人です、こんにちは。
タイトルを見て、8月も半ばにもなって、何をバカな事を言ってるんだと…どうか思わないでください。
何かですね、今年の夏は部活動やら研修会やら私事情でのお出かけやらが異様なまでに重なりましてね。
何と、終業式が終わって以来、24時間完全フリーの休日が、本日で4日目だという驚愕のスケジュールだったのですよ!
・・・
まぁ、半日仕事、半日休み、みたいな日は結構あるので休養は十分に取っているのですが、気分的には、ね。
加えて、生来の引きこもり気質、自宅大好き人間な自分が、この3週間ほどに5日間もホテルを利用。
日帰りで県外へ出向いた日も4日ありましたから、「引きこもれないストレス」による疲労感もありまして。
とまぁ、愚痴ばかり並べても仕方ありませんね。
とにかく、今日から日曜までの4日間は完全フリーの夏休みです。
同世代の家庭持ちの方々は、盆の寄りに合わせて夫婦の実家に交互に出向くとか、子どもが楽しめそうなスポットに連れて行くとか、そういう予定がてんこ盛りのようで。
そういう縛りがないのが、唯一の救いですかね。
よっしゃー、のんびりするぞー!!!

最近、電車での長距離移動が多いので、久しぶりに読書に浸る時間がたっぷりあります。
ので、いつもならば「読書レビューするぞ」ってな書きだして、あれこれと読んだ本を紹介したいところではありますが…
何かね、ピンとこない作品ばかりに当たっておりまして、感想を書くぞという意欲が湧かないのです。
うーん、タイトルで何となく手に取った本って、結構当たりが多かったのですが…勘が鈍ってるのかな?
何もなしってのも寂しいので、比較的マシだったのを一つだけ紹介します。

『木漏れ日に泳ぐ魚』 恩田 陸

一言で言えば回想形式のミステリーです。
一人の男性が命を落とした事故(事件?)がすでに起こっている。
舞台はそこから1年以上経過した後であり、その事故で男性の死に間近で立ち会った若い男女が主役。
二人があれこれと会話を重ね、その事件のことを思い出す過程で、当時は気が付かなかった不審な点に気づき、考え、「きっとこうだったに違いない!」と断定的な推論に行きつく。
読み始めた時点では「ある男性が命を落とした事故があったらしい」くらいの情報提示だったものが、読み進める中でどんどん精彩に深まっていく感じは楽しかったです。
加えて言えば、単にその事故を振り返ろうというのが主題ではなく、主人公の男女が置かれた状況やその事故で亡くなった男性の正体など、事故の真実を核に、様々なヒューマンドラマが描かれているのが魅力ですかね。
逆に難点を挙げると、あくまで推論の積み上げで話が進むので、「そういう解釈もできるだろうが、他の可能性もあるよね」と読者として主人公にツッコミを入れたくなる場面がちらほら。
通常のミステリーなら、周囲の登場人物が果たしてくれる、多角的な見方や推論が出てこない上に、物的証拠等もないので、本当に推論だけで断定されていくことに違和感がぬぐえませんでした。
まぁ、ですので、ミステリーではなく、ミステリー要素のあるヒューマンドラマとして読むなら大丈夫ってことですかね。

そんなこんなで、夏休みに突入しながら日記が停滞していたのは、それなりに充実した夏を送っていたせいですよと言い訳をしつつ、今日はこの辺で。
また来週も外泊を含むお出かけが予定されていますので、頑張っていきたいと思います。
読書、次は当たりだと良いなぁ…

それでは、また。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する