誇れよ若き力

物騒な事件が片付いて安堵した。



大阪吹田市の警官襲撃拳銃強奪事件である。警察は威信をかけて捜査員５千名を投入したというからやはりいわゆる「身内」被害の際には目の色変えて成敗にくるのだと改めて思った。犯人であるが聞くところによると精神障害の認定を受けているらしい。こんなのがよもや無罪とかになったら剣呑なのでとにかく精神病院にブチ込んで脳に電気充てて人体実験に有効利用して殺処分にするのが良いとマジで思います。刺されたおまわりさんは意識不明だそうで回復を祈ります。

昨日の紙面スポーツ欄には驚いた。こちらのプロ野球の記事である。



交流戦でロッテが中日に対して最終回の５点差をひっくり返しての逆転勝利も凄いと思ったが、最後サヨナラ安打を放ったロッテの鈴木選手である。終回に本塁打と次順でのサヨナラ打というのも珍しいが、この人今季まだ半分も終わらないのにすでにサヨナラ安打を３回も実現したというのでありその勝負強さと強運にびっくりである。年間サヨナラ打のプロ野球記録が幾つか知らないが鈴木選手にはぜひ更なるサヨナラヒットをかっ飛ばして誰も追いつけない記録を達成し年俸倍増を実現してほしいと思います。

さてようやく本題。こちらも昨日の紙面からであり文化欄の「書く　新時代の決意」からである。小中高校生の「書」を掲載するコーナーだ。まずはこの書道の「敬愛」の二文字の美しくも凛々しくかつ壮大さにめを惹かれる。小学校５年生の佐藤百合香（りりか）さん１０歳の手によるものでありその若年でこれだけの字を書けるのがまずすごい。そしてこの書字についての寄稿にまた震えた。ちょっと長いが以下ご紹介したい。



「愛は人の特権」

大阪教育大学付属天王寺小学校５年　佐藤百合香さん（１０）

　元号が令和に変わりました。最近、「シンギュラリティー」ということばをよく目にします。調べてみると、人工知能（ＡＩ）が人間の知力を超え、人間社会を大きく変えてしまう転換点、という意味だそうです。
　はたしてそんな日がやってきて、多くのロボットたちに私たちの日常生活のスペースさえも管理されてしまうのでしょうか。私はそんな日は来るはずない、と思っています。
人と人とのふれあい、手のぬくもり、肩を寄せ合い、寄りそうだけで心が豊かになれるのは、人間や生き物だけだと思うからです。
　人が人を愛し、敬愛する。時には、愛をもってしかるのも人です。苦しみも支え合います。そうやって人は人間として育っていくのです。ロボットたちに人間の特権をうばわれることはない、と強く思います。
　ロボットたちに相手を心から敬い、愛することってできるのでしょうか。そんな思いで「敬愛」と書いてみました。「ＡＩ」ではありません。ユーモアも人間の特権です。（了）

どうです皆さん。かような名文をまだ小学５年生の女の子がしたためたことに大変驚くでしょう。「敬愛」の書字二文字同様、たいへん力強くも明晰な文章に最近曇りがちであった僕の心も昨日一昨日の晴天のように晴れ晴れとさせられたものだった。

最近の若い連中と来た日にゃ自分勝手の自分オンリーでもってスマホばかりいじり回してコンビニで買って食ったゴミくずを路上にポイ捨てして恋愛興味なしボク草食系興味あってもボーイズラブ♡などとあり人類の未来はどうなっちうんか？と大変心配していたが違った。この佐藤百合香さんのように素晴らしい視野を持って行動に移そうとする立派な若人もいるのだということを知り得て少しだけ日本の未来に希望を見出せる気がした。

そう、若い人たちを画一的にみなダメダメなどとほざく権利は我々ロートルにはないのだ。彼らに希望を見出し期待をすることこそ人生先達の我々の責務であろう。そんなことを思った。

それにしてもこの佐藤百合香さんだ。一度お会いしたいものだ。そして彼女と肉声でいろいろ対話をしてみたい。そうすれば僕にももう一度星雲の志が芽生えるかもしれないぞ。なんてね。いずれ百合香さん、あなたにとって素晴らしい未来が待ち受けておりますように♡。

昨日の徹子の部屋は僕の大好物の美人おばさんの由美かおるさんだった。登場するやいきなりのストレッチに驚愕した。

　　

御年６８歳でのこの身のこなしに驚くばかりである。やはり日頃の鍛錬があったればこその美貌の維持なんだね。メタボには痛いばかりですバイ(*´Д｀)。おまけに還暦から始めたというアコーディオンの見事な腕前。ああ由美さん、お近づきになりたいわあ(@_@)。