mixiユーザー(id:11748525)

2019年06月12日03:42

138 view

短編小説・前編・わん子の夏の出来事1

魔法使いの弟子、二本足で立ったり 歩いたり御話したりする
わん子

森の中の小さな家に住んでますワン

ある日 わん子は城へお使いに出かけました
「今日は とても暑いワン 夏だから 仕方ない わんわん
 師匠から頼まれた薬を早く届けなきゃ わん」
ブツブツと独り言

「あ〜エイルさん居るかな〜いるよね ワンワン」
エイルさんはワン子のあこがれの愛らしい美しいお姫様わん

ウエーブのかかった金の髪 色違いの綺麗な瞳 白磁のお肌
他国 白の国から来た 異国の御姫様
性格は優しくてええ ちょっと天然入ってるけど
強気な一面もある素敵なお方 うふふふ

・・・問題は破壊的、呪われてるとしか言えない 料理・・・
不味すぎる・・それだけならいいのですが・・
食べたら最後 しばらくトイレに住む羽目になるという

・・・素敵な彼女には すでに年下の恋人アーシュさんがいるけどお
わん子の気持ちはエイルさんのもの・・・うふふふ

・・・アーシュさんは この国の高位の黒の大貴族らしい わんわん
王族の血を引いてるらしいけどおお 詳しくは わん子には謎 わん

アーシュさん 優しい処あるけど
性格に問題あるし・・鬼瓦の目つきなんだけど
・・・・・・・・結構 ラブラブみたいだし・・・
・・・・・・複雑な気持ちワン!

「わん子さんん!」「え、エイルさん?」
金の髪をポニーテールにして 手を振り 笑顔で
わん子の方に向かって来るワン☆

あああああ!愛らしく可愛い 天使だワンワン

・・こ、これで あの破壊的な料理の才がなければ・・

「僕ね 街からお買い物の帰りなの!方向からして
お城へのお使いかな?わん子さん」

「はい そうですワンワン」

「じゃあ 一緒に行こうね わん子さん
アーシュが美味しいお菓子を作ってるよ」

「本当ですか わんわん」
・・・アーシュさんは性格と目つきの悪さに大いに問題があるが
料理の腕は天下一品! 

そのお菓子や料理の美味しさは
まさに天才

お城のコックさん達も時にアーシュさんに
教えを乞うという

傍には愛しいエイルさん お城にはアーシュさんの美味しいお菓子
幸せ・うきうき気分な〜〜〜そんな時

「あ〜ら わん子ちゃんじゃないの それにそちらはいつか見た 金髪の御姫様」
後ろに立つのは とても大きな女の巨人
「げっ!!お前は人食い巨人こと作者じゃないかああ!!」わん子の雄叫び
続く・・・

ピクシブのファンボックスに参加しました^^;
https://www.pixiv.net/fanbox/creator/75965


1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年06月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30