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2019年05月25日20:48

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小説 サングラス (姉妹)25

小説 サングラス (姉妹)25
 パソコンの画面は、すぐに検索結果を表示した。予想外にたくさんのサイトがある。無料と書かれているが本当に無料なのだろうか?不安だ。同時になぜか身体の奥に熱いうずきを感じる。
 秘かな期待と不安。最近は女性用のAVも出回っていると何かで読んだ記憶がある。もっと絞り込むべきだろうか?しかしこの種の物は下手に開いて行くと危ないとも聞いていた。パソコンが特定され、高額な請求書が届くかも知れない。でもそれは無視すれば良いとの話しも聞いた。
 わたしの今の状況は、ホテル備え付けのパソコンだ。アクセスの経路を辿られても心配はないだろう。わたしは一番上位に表示されたサイトをクリックした。上位にあると言うことは、それだけアクセス数が多いと思えた。
 街で声をかけられた女性が映し出された。インタビューに答える形で映像は進み、インタビューの内容が初恋の質問に変わった。もっと詳しく聞きたいと、言葉巧みに車に連れ込まれる女性。女優が台本どうりに演じているのか、本当に街中で声をかけられたのかわからない。
 知らない男について行くのは危険なことだと思うのだが、今は街中でスカウトされ、モデルやタレントになって行く時代。テレビを見ていても、田舎の女子高生やおじさんおばさんが気さくにインタビューに応じている。映像に映し出される女性も、結構露骨な質問に、戸惑いながらも真面目に応えている。
 男性の誘導は巧妙だ。強制では無い。女性の承諾をえながら、きわどいことを質問して行く。強制ではないが、少し強引だ。質問がいつの間にかセックスの話しになった。最初の体験が聞かれ、どういう風にされたかが聞かれて行く。その再現へと誘導される。
 そこまで見て、わたしは慌ててパソコンを切った。自分が恥ずかしかった。わたしは何をしている?身体の奥を、なぜほてらせている・・
「知らないものの強みってこともあるんだよ」
 不意にマスターの声が聞こえた樹がした。小杉さんにエッチなことを言われた時、わたしはマスターに怒りをぶつけた。その時にマスターは言ったのだ。
「セックスは種の保存と言う、いわば生物の本能だから、厭らしいことでは無いと思う。でも知らなければそれでも済まされるからね。別に気にすることではないと思う」
「マスターは知らないまま過ごしたのですか?」
 マスターは大声で笑った。
「美穂ちゃんだって、まったく知らないってことではないだろう?小説、漫画、映画・・大まかなことは意識せずとも耳に入る」
 その時、初めてマスターとセックスのことを話しあった。厭らしくなく話せた。その頃からわたしは、マスターを弟のような親密感で見ていたのかも知れない(続く)

双子座クウネルのつぶやき獅子座
 今日の油津コスプレイベントは、期待していたkazuさんが来ておらず、新聞を見て来たと言う西都市から来られたカメラマンさんとふたりだけだったので、心細かったです(笑)
 前回からカメラマンは参加費を撮らない代わりに必ず声掛けして許可をもらうことになったので、木の弱いカメラマンには無理(笑)勇気を振り絞って声をかけても、友人の写真担当を連れて来ていて、「これから撮影会するので駄目です」と拒否されるし(笑)なかなか撮らせてもらえませんでした。参加者が少ない上に半分が男性だし、どんどん仲間内の楽しみになっていってるようです。次回からは参加止めようかなぁ・・年齢的にも
レイヤーさんより運営のスタッフや赤レンガ館の物品販売のおばちゃまと話した方が楽しめます(笑)まぁとりあえずは楽しみました。
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