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2019年06月10日07:48

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私鉄に乗ってみよう(爆)。

 たまたま見ていた番組で鉄道物を放送していたので、ふと思い立って、宮城県内で唯一の私鉄である、阿武隈急行に乗車してきました。槻木と福島結ぶ路線で、もともとは東北本線のバイパスとして計画されていたそうですが、複線化および電化と気動車の改良で、バイパスの必要性が薄れてしまい、槻木から丸森までは国鉄時代に敷設されたものの、利用乗客の少なさと相まって、廃止路線となりましたが、地元の有志が立ち上がり、第三セクターとして、今も営業を続けています。

 今回は、福島から乗車して槻木を目指す、ということにして、福島まで東北本線の快速で向かいました。快速のおかげで、1時間足らずで福島に到着、するはずでしたが、まさかの緊急事態が発生しました。越河を過ぎて貝田に向かう途中で下り側の線路を歩いている人がいました。運転士も気づいたようで、車内放送で緊急ブレーキを使う、というアナウンスが流れていました。10分くらいかかって、線路の安全確認ができた、ということで、運転が再開されました。

 福島で約1時間ほど時間調整をして、阿武隈急行に乗車しました。梁川駅までは、福島交通飯坂線のように、こまめに駅があり、仙台市営地下鉄に乗車している気分になりました。保原駅あたりまでは、かなり街中を走っている感覚でしたが、それを過ぎると、田園風景を眺めながらの乗車でした。

 都会のコンクリートジャングルの中にいると、こういう風景はこころを洗浄してくれると思えますね。ただ、いわゆる交通手段としてみると、距離の割に時間がかかることで、積極的に利用するかと言われると、悩ましくなってしまいまします。

 とはいえ、見慣れない風景を見ていると、新しい気持ちを感じますので、乗車したことはよかったと感じています。今では宮城県内では珍しい、二路線区間なので、興味深いところはありますね。もし、東北本線の陸線が残っていたら、こんな気持ちになっていたのかなあ、などと鉄オタとしては感じてしまいます。
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