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2019年05月10日23:59

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新千歳までの値上げは80円ですと。

前の日記で北の運賃値上げについて書きましたが、より詳細な上げ幅についての記事がありました。ソースはマイナビニュース。
まず初乗り170円が200円になるのは既出として、札幌から小樽までは640円が750円に、岩見沢までは840円が970円に、苫小牧までは1450円が1680円にそれぞれ値上げするそうです。平均で15.7%とするだけあって遠距離ほど割高感が大きくなる印象ですね。
記事中では札幌近郊にしか触れていませんが、これでは遠方の値上げは1000円単位になるでしょうし、北海道の地理から言って人口希薄地帯ほど負担が増す形になることは確実です。

しかしその一方、札幌から新千歳空港までの値上げは1070円から1150円と、わずか80円。苫小牧の上げ幅230円と比べれば差は自明です。
そのからくりは、新千歳空港連絡線の設備投資回収のための加算運賃の引き下げで、140円を20円にまで下げたとのこと。このため苫小牧から新千歳空港までは逆に680円から660円に、20円値下げとなるようです。
ドル箱路線の空港アクセスは値上げを抑えるとは上手く立ち回った…ように一見見えますが、しかし新千歳空港連絡線はこれからスルー化を計画しているはず。これが実行に移されればまた新線の建設工事が必要になり、その費用は運賃に転嫁される形になるでしょう。
従ってこの加算運賃の引き下げは一時的なものになる可能性が高い訳で、本来なら自分で工事をやると言っている以上、設備投資の費用が順調に回収できていようが浮いた分はプールして先々に備えるのが思慮のある行動のはず。それを値上げの相殺のため安易に下げるのは、ちょっとご都合主義なようにも思えますね…

JR北海道が運賃改定へ - 初乗り200円、札幌〜新千歳空港間1,150円
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=5613716
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