今日は10連休の七日目。
一昨日まで日記の五連投アップという自己最長不倒記録を更新していたんだけど、六日目の昨日で途切れてしまった。
昨日は朋友のろまさんと昼呑みしてたんでね。
ろまさんはこのGWは初日から奥さんの実家のある上方に旅立っていた。
それが一昨日帰ってきたので、さっそく呑もうぜということになってね。
本来であれば僕らの聖地、中野で落ち合うべきところなんだけど、ろまさんが浦和でもいいよと言ってくれたので。
お言葉に甘えることにした。 僕としては外呑みは久しぶりだったので、中野まで出張っていって遭難するのは避けたかったものだから。
僕の地元でお昼に待ち合わせることにした。
そんなことで僕は曇天の下、浦和駅を目指してのんびり歩いた。
駅の改札で待つこと数分。。
ろまさんがやってきた。相変わらずの黒装束だ。
折りのよいことに改札のとこでやってた物産展は彼の育った信州市だった。
ろま「ということはおやきもあるだろうな」
ぼく「あるよ、やっぱり信州の名産なんだな」
ぼく「遠路をすまんなあ。ハクビシン化すると困るのでこっちに来てもらって」
ろま「気にするなよ。でも君がハクビシン化したのは浦和呑みのときだったぜ」
ぼく「うっ、そうであった」
ろま「南浦和駅で別れたのになぜか東京テレポート駅に行っちまったこともある」
ぼく「うう、あのときは俺のテレポーテーション能力が勝手に発動したんだよ」
それにと僕は続けた。 こないだ海外経験が長い会社の女子に聞いたところでは、ハクビシンは中国では食材として重宝されてるんだと。 彼女も食べたことがあるけど美味しかったそうだ。 なんで日本では害獣扱いされてるのかわからんと言ってたよ。
というようなことをダベってるうちにいつもの駅近サイゼに着いた。
一般の方々はさすがにGWのど真ん中にサイゼでもないのだろう。 お昼どきだというのにお待ちなしで席に案内してもらえた。
で、僕らはいつものマグナムの白で乾杯した。
で、真イカのパプリカと共に醤油を注文したら、さくっと持ってきてもらえた。
新宿店や上野店だけでなく浦和店にも醤油が常備されていることを確認できた。
そして今回紹介したいメインはこれだ。
季節のメニュー、アスパラガスのオーブン焼き。
いや、先週、総帥や巨乳派とTOHOシネマズ上野でこれを見た後。
サイゼ上野店で反省会をやったとき注文したら売り切れだったんだよ。
で、今回リベンジしたわけだ。
真ん中のふくらみはチーズかと思ったら、サイゼ得意の半熟卵だった。
なかなかイケたよ。
もっとも、ろまさんはつい先日、宇治のサイゼでこれを賞味したばかりだった。
彼はこないだまで奥さんと息子さんに娘さん夫婦を連れて関西にいってきた。
で、京都在住の奥さんの親せきたちと合流するという一大一族ツアーをやった。
その一環で宇治の平等院に参拝して、そこのサイゼで昼食をとったんだと。
ぼく「俺も宇治のあの界隈は好きだけど、地元の人らは今さらだろう」
ろま「それがあっちは初めてだと言うんだ。地元の名所は案外穴になってるんだと」
ぼく「ああ、わかる。俺も東京タワーに初めて登ったのは茨城に転校してからだった」
ろま「スカイツリーも登ってないしな」
で、パスタやピザといった重たいものはやめてブレイクを入れることにした。
ろま 「せっかく埼玉に来てるんだから、あれを見るのもいいな」
で、向かいのPARCOに行ったら。 なんとソールドアウトだった。
翔んで埼玉、おそるべし
で、これが公開されたらへろへろさんと三人で見に行こう。うむ、先輩の追悼だ。
とポスターの前で合意してシネコンを後にしたのだった。
で、駅地下のサッカートンネルをくぐって西口に出て
浦和の文化の殿堂に赴いた。
入り口には想定通りのコーナーが設けられていたほかに
こんなコーナーもあった。 翔んで埼玉、やはりおそるべし
で、僕らは分かれて各々の探索活動に入った。
僕はまず地下の専門書階に降りた。
この全集のどれかを買って休みの読書にあてるのもいいなと思ったので。
ところが岩波全集がずらっと揃っていた書棚にはこういう即物的な本が並んでいた。
ほかの書棚も探して回ったんだけどない、日本の思想の「原型」がどこにもない。
しょうがないので若い店員さんに「丸山眞男を探してるんですが」と尋ねたら。
「少々お待ちください」とバックに回って検索してくれた。
で、少々待ったらやってきて、「申し訳ありません、今は置いてないです」。。
うーん、これも時代の流れか。
で、2階に上がった。 ここのコミックコーナーは充実している。 品数が多いだけでなく、ツボを押さえたお薦めをやってくれる。
で、僕はとある書籍に目を止めた。
へえ、新作が出たのか。なんか前作とほとんどかぶってるな。でも前作よかったよな。
ということで、丸山眞男師とは真逆っぽいものを衝動買いしてしまった。
その間、ろまさんは文芸書コーナーで立ち読みしていた。
彼好みの選集が新しく出たという。
しかし、と僕らは同時に声をあげた。なんで今さらこの人が注目されてるんだ?
で、腹もこなれたので、僕らは書店を後にして浦和の街をそぞろ歩いた。
で、浦和を代表する居酒屋の前に立ったんだけど、まだ開いてなかった。
で、いつでもやってる立ち呑み屋さんに寄った。
あいかわらずの盛況だったけど幸い入ってすぐの席が空いていた。
で、二人ともホッピーを頼んで、僕は具なし焼きそば、ろまさんは和風スパゲッティをアテにした。
おいおい、なんだその灰皿は。またタバコを再開しちまったのかい?
とは言わないでね。 このアルミ皿はゼニ入れ用なのだよ。 ここは品物をもらう都度お代と交換するシステムなんでね。
で、ほろ酔い気分で立ち呑みを切り上げて。
さっきのお店に行ったら開店していた。
それにしても、みんな、真っ昼間から呑んだくれるのが好きだねえ。
って、おいらの言うセリフじゃないか。
で、ここの名物、赤いサワーで乾杯して
内臓好きのろまさんが選んだセンマイやらコブクロをつっついた。
で、満足してお店を出たら、まだ日は暮れてなかった。
で、東口に出るトンネルのところでろまさんと別れた。
PARCOの頭上は青々としていた。
こっちがろまさんと待ち合わせる前の曇天の下のPARCO。
呑んで食べてくっちゃべってる間にお天気になっちまったらしい。
僕はその青い空の下の家路をのんびり歩いた。
で、6時頃に家に着いて、8時にはバタンキューで寝ちまった。
なので、今朝はすっきり早起きして、この日記を書けた。
まだまだ休日はこれからだぜ。楽しまねば。
ということで締めの一曲。
浦和くんだりまで遠路はるばる出張ってきてくれた相棒の愛する拓郎のナンバーから。
人生を語らず
https://www.youtube.com/watch?v=zJIdBFIBePM
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