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2019年04月13日23:14

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威風堂々第1番

第35回ネット鑑賞会 アンコール

エドワルド・エルガー作曲
行進曲「威風堂々」作品39より
第1番ニ長調
アンドレ・プレヴィン指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団


かんち自身の解説

エルガーをメインで取り上げたら、やはりアンコールはベタですがこれになりでしょ〜

BBCプロムスは夏なのでもうちょっと先ですが、プロムスのような雰囲気を味わっていただけたらと思います!

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『威風堂々』(いふうどうどう、英語: Pomp and Circumstance )作品39は、イギリスの作曲家初代準男爵サー・エドワード・エルガーが作曲した管弦楽のための行進曲集。エルガーが完成させたのは5曲であるが、21世紀初頭に未完の第6番が補筆完成されて新たに加えられた。

エルガーが生前に作曲、出版した5曲のうち、第1番から第4番は1901年から1907年にかけて作曲され、第5番は晩年の1930年に作曲された。遺稿から見つかった第6番は未完成であり、アンソニー・ペインによって補筆・完成されたもので知られている。

原題 "'Pomp and Circumstance" は、シェイクスピアの戯曲『オセロ』第3幕第3場の台詞

"Pride, pomp and circumstance of glorious war"
「名誉の戦争には付物の[……]誉れも、飾りも、立派さも」(坪内逍遥訳)
から取られている。pomp とは「壮麗、華麗」、circumstance とは「儀式張った、物々しい」といった意味合いであり、『威風堂々』という題名は名訳ではあるものの相当意訳されている。なお『沙翁全集』第四巻『オセロ』(戸澤正保, 淺野和三郎訳、大日本図書、明治39年)の該当箇所周辺は「錦の御旗や何やかや、威武堂々の軍装束」との訳が見受けられる。

日本では単に『威風堂々』と言う場合、第1番あるいはその中間部の旋律を指すことが多い。しかし、このタイトルは行進曲集全体に与えられた題名であって、この旋律自体に付けられたものではない。したがって、第1番の中間部をして『威風堂々』と呼ぶことは誤用に近いものがある。イギリスではこの旋律はもっぱら『希望と栄光の国』 (Land of Hope and Glory )と呼ばれている。BBCプロムスなどで第1番に合唱を付けて演奏されるときも『希望と栄光の国』として扱われる。

『希望と栄光の国』は「イギリス第2の国歌」、「イギリス愛国歌」と称されるほど愛されている曲である(詳細は後述)。

第1番
Allegro, con molto fuoco – Trio. Largamente – Molto maestoso、ニ長調。1901年に作曲され、同年の10月19日にリヴァプールにてアルフレッド・ロードウォルドの指揮で初演された。エルガーの友人でもあったロードウォルドとリヴァプールの管弦楽団に捧げられた。全6曲中最も有名である。

初演から3日後の1901年10月22日、ロンドンのクイーンズ・ホール(Queen's Hall)での演奏会では、聴衆が2度にわたるアンコールを求めたことが逸話として伝えられている。

エドワード7世からの「歌詞をつけてほしい」という要望に従い、翌年に国王のための『戴冠式頌歌』(Coronation Ode)を作曲、終曲「希望と栄光の国」(Land of Hope and Glory)にこの行進曲の中間部の旋律を用いた。

この曲は三部形式をとり、序奏(イントロ)の部分に独創的な一捻りがあり、主調であるニ長調に対して変ロ長調(?)で開始され、一段落の後、主調(ニ長調)になり、主部のテーマが弦楽器を中心に演奏され、躍動的な第1主題、第2主題が続く。やがて、テンポがPoco allargando(だんだん遅くしながらだんだん強く)で次第に弛められた後、有名なトリオの旋律が主調の下属調(ト長調)で登場する。やがて、再現部に入り、主題が回帰し第1主題、第2主題が続いた後、トリオの旋律が再現部では主調のまま(ニ長調)で再現され、曲の最後に主部の第1主題が登場して幕を閉じる。
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