グルメの部屋(730)銀座奥田 銀座を代表する懐石・割烹料理店でパリに支店がある他、昨年NYにも出店した小十のオーナー奥田氏の店
懐石・和食 <2019年ミシュラン東京☆ ��>
住所: 東京都中央区銀座5-4-8 カリオカビルB1Ｆ 03-5537-3338
(評価)☆☆☆☆
(＊評価基準:☆5=毎週行きたい/ ☆4=月1回は行きたい/ ☆3=年一回程度/ ☆2=もう行かなくても/ ☆1=絶対行きたくない）
＊評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています
(コメント)
銀座を代表する懐石・割烹料理店で一年ぶりの訪問です。この店は銀座 小十のオーナー奥田氏の名前を冠した和食店ですが小十は3つ星から星を落としているが、こちらも現在は2つ星から1つ星に。最近、料理長が交代している。パリに支店がある他、昨年NYにも出店したようです。お店は地下1階、しっとりと静謐な雰囲気の店内、扉を開けると一直線のカウンター席。ランチは\13,000、16,000(肉の一皿がある)の2コース、本日は \13,000（サ別）をお願いしました。サービスの方が積極的に声をかけてくれることもあり、和やかな気分でスタートです。まず目を引くのは器コレクション。個人的に陶芸をしているのでどこの器が大体わかりますが、素晴らしい唐津焼きの器が揃っていて見ていて楽しいです。料理の内容は荒木町の地味で玄人受けするのに対して絢爛豪華です。まず20種類ほどの春野菜と平貝のお浸し、えびしんじょの椀物、あかむつのさくらもち、めぬけのはさみ揚げ、煮物、焼タケノコ、ほたるいかとグリンピースの炊き込みご飯、みそ汁、香の物、シャンパンとシャーベット
といった内容でどれもとてもおいしかったですが炊き込みご飯が期待していただけに今一つの出来でした。出汁はあいかわらず秀逸でした。春らしい季節感満の料理もうれしいです。
椀物はしんじょのふわふわで香りが良く絶品でした。吸地もうまみが凝縮しており、鼻に抜ける後味がとてもよいす。前菜の春野菜の香りと食感はよかったですが味は今一つインパクトがなかったです。接客もとても丁寧で最後は店主が見送ってくれます。さすが銀座の名店で半年ぶりに海外から帰国した同伴者も美味しい日本の料理に幸福感で満たされましたとのことでした。有名な芸人で俳優の人が同じカウンターで、三人で普通に食事していた点銀座らしかったです。(笑)
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