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2019年04月11日00:15

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カタクリの花咲く前に 御前山

2019年4月7日(日)

7日(日)の予報は前日まで微妙に変わり、午後から雲が広がりそうな予報になったので、朝早い時間から登山道に入れる奥多摩に行くことにしました。

直近2回の山行は標高差が少ない山だったので、今回は奥多摩湖から850mの標高差がある大ブナ尾根を使って御前山(ごぜんやま,1405m)に登ることにしました。今年9回目の山行です。

御前山の登山口となる奥多摩湖のバス停で朝一番のバスから降りたのは僕一人だけ。朝の静かなダムの堰堤を通って、6時半過ぎに対岸の登山道にひとりとりつきました。
樹々の間からダムを見下ろしたり、多摩川を挟んで北側に連なる石尾根の山肌を見ながら高度を上げていきました。

途中の「サス沢山」のピークからは奥多摩湖と多摩川上流部の山々がよく見えました。
野鳥のさえずりも多く、耳を傾けながら登るので、奥多摩湖岸を走るバイクの音が邪魔で仕方ありませんでした。音を出さないで走ってほしいものです。
大ブナ尾根は上部まで来ると名前のとおりブナが目立ちました。新緑の季節はさぞかし素晴らしいところでしょう。

あとのバスで来た健脚の方々が次々に僕を抜いていきますが、僕は気にしないようにマイペースを保ちながら、10時前に御前山の山頂につきました。山頂は北側の樹木が伐採されていて、雲取山や多摩川を挟んで北側に連なる石尾根や長沢背稜の山々がよく見えました。

ミニカップ麺を食べたり、コーヒーを飲んだりして1時間ほど過ごしたあと、鋸尾根から下山すべく主稜線を東に縦走しました。バイクの音も聞こえなくなり、登山者も少なくて、静かでアップダウンのある稜線歩きがなんとも楽しくてしょうがありませんでした。

下山路となる尾根を下り始める頃、予報どおりいつの間にか上空には低い雲が広がっていました。この尾根は「鋸尾根」という名前がついているので、先日歩いた同じ奥多摩の川苔山の南にある「鋸尾根」のような悪路をつい想像してしまいました。

確かに尾根が細くなったところに岩場やハシゴがあって、登山道から下を覗きこむとかなりの斜度と高度差もあり、「鋸尾根」と呼ばれるだけのことはありましたが、尾根が広くなっているところの方が多くて、悪路ではありませんでした。

「鋸尾根」は距離の長い尾根ですが、僕は木の根や岩角に足を取られるのを避けるため、かなりゆっくり歩いたので、奥多摩駅に着いたのは15時を回っていました。

今日も一日楽しい山旅になりました。

<追加>
ヤマレコで同じ日に御前山を歩いていた方の記録を見ると、カタクリのお花を見つけられていた方がおられました。僕は昭文社の地図にカタクリの開花は4月上旬から5月上旬と記載されていたので、お花をほとんど探していませんでした。残念。
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