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2019年04月27日17:38

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なでしこチャレンジリーグ第3節。
今日の相手はスペランツァ大阪高槻。
次女が小学生の時にU-12に所属し、私が監督を務めていたチーム。
四年前まで手を繋いで入場していたトップチームのお姉さん達と
高校生になった今日、リーグ戦でガチ対戦する。
個人的にはこの時点で感無量。

しかも今日はスタメン。昨年足首を骨折して
リーグ戦には出場できず、周りはどんどんU-17の代表やら
代表合宿やらに呼ばれ、今年も年下の子に
ポジションを奪われ開幕からベンチスタートと
なかなか浮上のきっかけをつかめずにいただけに、
よくここまで這い上がったなと。
サポーターのコールを受けて入場する我が娘を見ながら
この時点で感無量その2。

相手はトップチームなので当然大人。こちらは中高生。
試合は劣勢に進むが、前半20分にセレッソが
コーナーキックを得る。そのコーナーをヘディングで
叩きこんだのが、次女。試合前にLINEで「今日、点とるで」と
宣言していた通りの先制ゴール。
この時点で感無量その3、そして涙腺崩壊。
公式戦初ゴール、しかも相手がスペランツァ・・・
もうお腹いっぱい。

サポーターさん達が、メガネを外して涙をぬぐう私に
「お父さん、おめでとう!」と握手を求めてくる。
もうこの辺はあまり記憶がない・・
娘が仲間から祝福される姿も涙であまり見れなかった。

その後はスペランツァの猛攻を食らって、結局2−4で敗戦。
今日はでも、試合に負けた事よりも、逆境から這い上がって
生涯忘れられないゴールを見せてくれただけで十分。

そんな次女も、もしかしたら高校を最後にサッカーを
やめるかもしれない。やはりU-17日本代表や
ヤングなでしこの選手が何人もいるチームの中で、
自分の限界が見えてきている様子。
並の才能や努力では生き残れない、そんな熾烈な
競争を強要するのは、父親のエゴじゃないかとも思う

「自分の限界は自分で決めるな」と、自分が今でも
後悔している事を娘には伝えているし、後は本人が決める事。
「セレッソをやめる時はサッカーをやめる時」と
娘は以前から言っているし、K-POP好きが高じて
韓国に一年間留学したいとか言いだしている

仮にどうなろうとも、これまで娘がサッカーを通して
与えてくれた喜びや感動は、もう充分に受け取ったし
本人の自由にさせてやろうと思う
サッカー人生的にも、娘は完全に私を超えてくれた。
経歴も実績も経験も、娘は私を完全に上回っている。
もうそれだけで十分だ
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