ウズベキスタンの古代の宮殿の壁画に出てきた高句麗人の正体は!?
https://www.yna.co.kr/view/AKR20190415144400005?input=tw [聯合ニュース]
送稿日時 019-04-15 17:48
北東アジア歴史財団、サマルカンドでアフラシヤブ遺跡壁画学術会議
（ソウル=連合ニュース）パク・サンヒョン記者=中央アジアの古都の一つであるウズベキスタンの南東サマルカンドで1965年の道路工事に伴った発掘調査中で古代に描かれた壁画が出た。
アフラシヤブ宮殿の壁画と命名したこの遺物は康国としても知られているソグディアナ王国瓦爾乎曼（ダルヒマン）王在位期間の7世紀に製作されたものと推定される。斜面に王室の行列、各国使節、狩猟と船遊び、川で弓を射る者と魚が描かれている。
壁画の西壁右端に興味深い人物が描かれている。鳥羽冠を頭に被り環頭大刀を腰に履いた高句麗使者二人と推定される人物である。
北東アジア歴史財団は17日、サマルカンド文化歴史博物館と「アフラシヤブ宮殿の壁画と韓国 - ウズベキスタンの交流」をテーマに学術会議を開いて宮殿の壁画に描かれた高句麗使者を分析し、壁画の保存問題を議論した。
学術会議はムン・ジェイン大統領最初の中央アジア歴訪に合わせて企画し、財団は、過去にアフラシヤブ宮殿の壁画デジタル復元映像制作を行った。
15日配布された発表文によると、ジョンホソプ漢城大教授は「サマルカンド宮殿の壁画で表示される鳥羽冠人物も、中央アジアで確認されている最初の古代韓国人の面で非常に意味がある」とし「中国内の画像と壁画などを見ると、高句麗人であることを明らかだ。」と強調した。
ただしチョン教授は「壁画の内容が事実を描写したものもあるが、神話的または観念的な部分も一緒に存在する」とし「学界では高句麗人が康国に外交使節として派遣されたと理解する見方が一般的であり、高句麗首都平壌から約8千�厠イ譴森�国まで使節を送ることが可能なのかについては、意見の相違が提起することができる」と主張した。
続いて「高句麗使節がサマルカンドまで直接行かず、中国に流行した途上伝わった可能性がある」と康国が高句麗と直接かかわったものではなく、東に遠く離れた国を観念的象徴的に表現したという見解を明らかにした。
イソンジェ財団韓国と中世史研究所長も「高句麗使節はサマルカンドに来たのではなく、高句麗人のイメージ、あるいは図像に見える」と言いながらも突厥人の世界観に由来したと主張した。
学術会議はほかにもゴグァン財団研究委員はアフラシヤブ宮殿の壁画デジタル復元の概要を説明し、ムスタファ・クルゥロープアフラシヤブ博物館長がアフラシヤブ壁画資料を通じて、ソグディアナと韓国の友好関係を論ずる。
パクアリム淑明女子大教授は、古代美術資料を通じて見た韓国とウズベキスタンの国際交流、マリーナ・レ・ウトバーウズベキスタン科学アカデミー考古学研究所室長はアフラシヤブ宮殿の壁画保存問題をそれぞれ発表する。
財団関係者は「アフラシヤブ宮殿の壁画を媒介として中央アジアの残りの私たちの歴史と文化を研究し、相互協力方案を構想しようとする」と述べた。
一方、文化財青島文化財公的開発援助（ODA）事業にアフラシヤブ博物館の展示環境保全を推進する方針だ。
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