第74回びわ湖毎日マラソン

No.0373
MGC選考国内最終レース（男子）となる本大会（10日午後）。
本来ならば先週に放映予定の筈でしたが、
東京マラソンの日程がずれた事もあり、今年から1週遅れに。

既にMGC獲得済みの川内選手は、埼玉県庁職員としてはラストランに。
小雨が降りしきる中、レースはスタート。
序盤〜中盤は大きな動きは無かったものの、
30km過ぎのペースメーカー離脱後、海外勢が一気にペースアップ！！

ペースメーカー離脱前には、既に佐々木選手が遅れを取っていました。
山本憲二選手が遅れそうになるも、終盤に来て海外勢に喰らい付く！！
最後まで山本選手の勢いは止まらず、
日本人トップの総合7位（2時間8分42秒、既にMGC獲得済み）でレースを終えました。
優勝はブナスル選手の2時間7分52秒。

気候条件のせいにはしたくないけど、
今大会でのMGC獲得は、山本浩之選手と河合選手の2名。
瀬古氏曰く、「最低でも3〜5名はMGC進出者が出ると思っていた」とあるように、
日本マラソン界で、昨年から急成長の男子勢に期待を寄せるコメントをしていました。
これで男子の方は、MGC進出は30名となり、
国内選考レースは幕を閉じました。

一方で、川内選手はプロ転向前で突出した結果は残せないままレースを終えました。
いよいよ、9月のMGCまで半年となりましたが、
ここで東京五輪進出者がどれだけ現れるのか、
熾烈を極めた誰もが予想出来ない展開が待っているのか。
その瞬間まで待とうと思います。

2019/03/11 MARL