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2019年03月10日14:57

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プチプチ黒部渓谷? 川苔山〜本仁田山

2019年3月9日

好天の予報だったので2週間ぶりに今年6回目の山へ出かけてきました。
まあ、人気の山を順番にということで、今回は奥多摩の川苔山(かわのりやま、1363m)と本仁田山(ほにたやま、1224m)をチョイス。

下山口となる鳩ノ巣駅近くの無料の町営駐車場に車を留めてからJRで奥多摩駅へ。電車にはぎりぎりで間に合いました。奥多摩駅6:37発の西東京バスの東日原行きに乗って13分ほどで川乗橋。ここから川乗林道と呼ばれる車道を細倉橋まで歩いてここから川乗谷の登山道に入った。


登りは川乗谷の主に左岸につけられた道を歩いたのですが、深くて美しい谷は新緑・紅葉の頃はさらに美しくなると容易に想像させてくれます。
ルートは時に山腹を急登したり、トラバースしながら、なだらかな源流部まで渓谷沿いに続いていました。

流れが消える頃になると、登山道にうっすらと雪が出てきました。雪の下が凍っているところは歩きづらく、体幹がなってない私は何度も滑って前のめりになりました。

広い主稜線に出ると川苔山の山頂はすぐでした。山頂の周りには樹木があって360度とはいきませんが、東には東京都の最高峰の雲取山とそこから西に延びる長沢背稜と石尾根にある主なピークが、南西には奥多摩の山々と富士山が良く見えました。

下界は気温が上がって暖かくなるという予報でしたが、山頂は少し風もって、陽ざしはたっぷりなのにけっこう寒かったです。その寒さのせいもあるのか、杉や檜の植林帯をかなり歩いてきたおかげで、花粉症の症状が出始め、以後下山するまで鼻水を垂らしながら歩きました(笑)。

今日はスタートが早くてまだ時間は十分あるので、南に連なる本仁田山へ縦走を12時過ぎに開始しました。しかし尾根沿いに進む鋸尾根と呼ばれるルートを選択したのが失敗でした。途中、掴まるものもない急下降があるたいへんな悪路で肝を冷やしました。

鋸尾根を抜けるとあとは失った高度を本仁田山へ急坂を登り返すだけ。登山者も少なくて、瘤高山から本仁田山の間には広葉樹の森を歩く素敵なところもあり、鋸尾根選択の失敗を取り返しました。

本仁田山の山頂は針葉樹林に囲まれて、富士山と関東平野が望めるだけですが、中高年女性の団体さんが押し寄せるまでは静かな山頂でした。

14時半過ぎ、団体さんがいなくなって再び静けさを取り戻した山頂に別れを告げて、団体さんとは別ルートで鳩ノ巣駅に向けて下山を開始しました。
 
後半は花粉症に苦しめられましたが、奥多摩らしい奥深い渓谷や山並みを楽しめた一日になりました。

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