ホンダ英国工場の閉鎖を発表

昨日、ホンダの社長八郷社長は、英国南部スウｲンドンにある同社の英国工場を
2021年に閉鎖をすることを発表。英国内にも大きな波紋を与えた。この背景には

欧州全体の経済不振や、開発中の電動化への対応も困難という課題もあり、合意なき
EU離脱の問題ではないと主張する社長であるが、英国のEU離脱問題も影を引いている。

トルコの工場でもシビックの生産を2021年に終了する予定。日産自動車の生産計画の
一部変更をしたり、米国フォードも工場移転を検討中という。英国の経済にとって、

今回の発表は、メイ英国首相のEU離脱への取り組みにも影響を与えるだろうね。
ホンダの英国工場の社員3500人の雇用が失われるし、部品加工先の社員も含めれば

約1万人規模の仕事が失われますね。トヨタ自動車も19日、英国の工場が数日から
数週間にわたって部品の供給が途絶えて停止の恐れがあることを明らかにしました。

EUを離脱すれば、10％程度の関税がかかり、通関手続きなど日数が余分にかかるし
部品の供給などでも困難が伴いますね。