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2019年02月14日23:57

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《何書こうとしたか忘れた…》《ちー+! 097》

《何書こうとしたか忘れた…》

まあ、よくある事だ。

なので回避日記。

起きたらパソコンがダウンしてた。
アップデートではなかったみたいだが、とりあえず焦った。

休日のダウンならともかく、仕事がある日は時間が取れないので、普段なら都合4時間前後の復旧作業を通勤前15分前後で…どうにかなったらいいな♪

まあ、当然ながら無理。
修復作業中の再ダウンに怯えつつも、仕方なしに仕事へ。

職場では普段通りのおちゃらけた内容だが、同僚の1人が悶々としてた。
まあ、悶々とするわな。辞めないでくれればいいのだが。

仕事が終わって今度は俺が悶々。最近スロット連敗中。勝てた勝負をいちいち器用に捨て続けた連日…。ようやくタバコ10個ゲット…。

帰宅。
パソコンの復旧の続きがようやく終わり、ガチガチのコンディションで日記制作。

その途中にアンケート回答。なんだか新しい企画に参加したら、今度はスマフォがガチガチ。これまた悶々だ。

都合悪い事に製作中のちー+!は消えてしまったし…。

やんなっちゃうねぇ。


《ちー+! 097》

第一章 仲間たちとの行進曲 3-58

【拠点ネメス・ネメス城下町北区域】
『ぼーけんや3257(サニコナ)』

「ねえ、参考程度に聞きたいんだけど、あたしみたいな非力な女の子が持つ武器って何なの?」
『ぼーけんや3257(サニコナ)』の店内を軽く一周した後、チータスはぽつりと尋ねる。
 一応は選定の意味も込めて歩いたつもりだったのだが、いかんせんこれまで僅かな興味も引かなかった世界観であるため、何のどこを見てどんな想像をして良いのかすら判らなかったのだ。
「ちぃの場合はあそこの…」
「はいありがと。あんたはいいの」
 真っ先に答えようとしたナルミに冷たく言い放つチータス。人の事は言えない立場だが、きっと自分以上に戦闘を拒むナルミの情報には微塵の期待も持ってはいけない気がしたのだ。
 事実、ナルミはチータスの何を期待するのか、身長以上の大きさのハンマー状の武器に向かって進んでいたが、そんな姿からして見当違いな答えしか予想できない。
「アキさんの武装っていうの? 教えてくれないかな?」
 瞬時に返答を拒否された事でぶすくれるナルミを尻目に、この際だから指名制に切り替えるチータス。
「わたしの装備ねぇ…。何だろ?」
 意外な返答で気難しい表情をするアキ。チータスの記憶では初めての対面時にアキは小振りの剣を持っていた覚えがあり、そんな装備に準じた回答が返ってくると思い込んでいたので、ある意味で拍子抜けした。
「アキさんは基本的に素手による肉弾戦なんですよ!」
 フォローを入れるかのようにタバチが割り込む。
「素手? 何も持たないの?」
「はいっ! アキさんは凄いんですよ! 戦う時は武器をほとんど持ちませんね! どちらかと言うと、アキさんが手に持つ武器は主に防具として使われるんですよ!」
「え? 武器が防具? ワケわかんないんだけど?」
「ぼっかぼかのばかすかって…」
「あー、いいや、タァ、ありがと。本人に聞いた方がいいかな。てか、ここに居るワケだし」
「…そうですか?」
 楽しそうに教えてくれようとするタバチには申し訳なく思ったが、それでも分からない説明とは掴みどころが無いものだ。
 チータスによる中断にタバチは少々不思議そうな顔をして目を向けるが、機転を利かせたアキがすぐに声を挟んでくれた。
「まあ、タバチの言う通りで、私は素手がほとんどなの。短剣とか小さな武器を持つには持つけど、これを使う時のほとんどは道具としてかな。ツタを切ったり、物を削ったりする時のね。あとは威嚇用かな? …まあ、あくまで『クエスト中』に対しての話だけどね」
 最後の言葉に引っ掛かりを感じたが、アキの言葉でもう1つ思い出した事があった。
 やはり初対面時の事だが、チータスとナルミを追って来たモンスターを追い払う際、確かにアキは素手による攻撃を行っていた。そして攻撃前には短剣を持っていたが、攻撃に移る際にそれを自ら手放したのだ。
 命の危険…と言えば大袈裟かもしれないが、それでも負ければ無傷では済まされない戦闘事に、武器を持たずに戦うその考えは理解し難いものがあるのだが…。
「…なに? アキさんって怪力なの?」
 チータスに考えが及ぶ範囲はこの程度が限界だった。
 そんなチータスの質問にアキは思わず小さく吹き出し、きちんとした答えを口にする。
「『怪力』と呼ばれるほどの力が欲しいのは事実だけどね、そんな夢のような力は無いかな。…『精神魔法』って知ってるかい?」
「『精神魔法』? …初めて聞いた。魔法なの?」

『精神魔法』とは、一般の魔法とは完全に分断された存在であり、一言に『魔力』と呼ばれるその表現が正しいのかどうかも判らないあやふやなものだった。
 魔法の全てはその発動に精霊や触媒、魔法陣や書物など、必ず何かしらの道具や準備が必要となり、更には確実に時間も要するのだが、『精神魔法』はそのいずれも必要とせず、同時に時間も必要としない一風変わった魔法として認知されているものだ。
 魔法との決定的な違いは覚えたり体得したりするものではなく、本人のイメージがそのまま効果となって外に出る場合が多く、更にはどの属性にも属さないのが特徴である。
 精神魔法は体得した本人でさえも人に伝える事が出来ないため、魔術書のような伝記等の書物も存在せず、説明や体感などによる教育も存在しない。
 言ってみれば使える者だけが使えるという、限られた人間だけが知る技であり、同時に扱える人の数だけ精神魔法が存在するとも言われている。
 アキの場合はこの精神魔法の魔力を直接四肢の先から相手に流すイメージを持つ事でダメージを増大させているため、武器を持つとその分だけ相手から距離が出来てしまい、魔力によるダメージが軽減されてしまう…との事だった。

「ふーん。ぜんぜんわかんないけど、とにかく武器持ちよりは手ぶらの方が都合がいいってこと?」
「まあ、そんな感じ。精神魔法って言うと、みんな『凄い!』みたいな感想を持つみたいだけど、私から言わせれば、単なる『体質』だと思うんだ。『変な力が外に出ちゃう体質』だね。とは言っても、鎧みたいな硬い装甲に直接殴り掛かる事はさすがにしないけどね」
「体質ねぇ…」
 何となく分かるようで分からない。そんな感じの話だった。


《あとがき》

バレンタインと言う事で、会社でカカオ貰った。

カカオって…。

コレ、罰ゲームだろ?

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