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2019年02月10日00:48

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ミクシィの新たな船出に(26)(宗教についても書いておきます。2)

 宗教については、今日までの2日だけにしますが、 とても大事な本質部分を書いています。

 今日は 仏教についてです。

その前に、昨日キリスト教徒イスラム教について書きましたが 両方とも一神教であり、絶対神という概念の神への信仰の世界である点について、  ここに少し付け加えておく必要があると思います。

仏教には神という概念がないからです。

聖書の中の天地創造について書かれたところは、今では教会組織にしてもたぶん たとえ話の物語として伝えているでしょう。

ですが、 この宇宙を想像した存在として 科学を知り感動する心と結びついてきた歴史がその裏には本当にあるんです。

キリスト教にしてもイスラム教にしても 天文学の起こりとかなり深くかかわっていることが言われています。

何億年も昔からに光がやっと地球に届いたのが 星であるという、あまりに壮大な宇宙の世界は 4000年程もの昔から天文学と数学によって知られていたわけです。

万有引力の発見はニュートンを待たなければならなかったでしょうが、 それ以前にも 宇宙の広大さは知られていたということ、これを 一神教の人たちは 神の偉大さとして理解してきたわけです。

そして、そこからの信仰の世界を考えるなら、 これを多神教と同列に比較することはできないことになるんです。

彼らは 神を存在の根源としてとらえているわけですから、 多神教があらゆる神を認める寛容さを持っていて 一神教はその寛容さが無いというふうに考えるのは間違いという事になってしまうのです。

他の神を認めるもなにも すべての存在の根源なのですから 神は唯一に決まっているわけだからです。

そして、天地創造の記述ですら 物語でのたとえ話しに過ぎないと理解している現代一神教の人たちにとっては 多神教というのはさらに物語にすぎず、 意味は何かを語ろうとしているのではあろうが、 その他の物語をまともに信じるのは、ばかげた迷信に過ぎないと考えるのです。

では、 多神教である、日本の神道も 同じにみられているのだろうか?

この多神教や 日本の神道の その中身についてはま他別に書きますね。

ともかく 仏教は、一神教も、多神教も何もなく ただ 人の生きる道筋を示した権威ある教えとして広がってきたわけなのです。

ただ、現代の哲学者たちの一神教の概念は、また一段進化しています。

それは どんなに科学が発展しても、宇宙全体の仕組みが見えてきても、どうして私たちの命や意識がここに存在しているのかは、どこまで進んでも全く分からないときがつくよう似なったからです。


すると、神は存在するだろうけれども、 神ってなんだかわかったつもりになることは完全にできないということも解ってきてしまったということなんです。

つまり、宇宙の存在の根源ではあるのだとうけれど、 それは私たちの命にとっては、存在していないに等しいということが 解ってきたということです。

無神論というわけではなくても(というか 神はいないと決めるのもそれも勝手な想像のひとつということだという理解) 神が存在しないに等しい状態がこの世界であるのなら、 それは ほんのすこしも無神論と対立することも無意味となることになります。

極めつけ 現代一神教哲学の世界は、 仏教と同じ、振出しに戻ったということでもあるということなのです。


(共産主義とだって 対立する必要はなくなっているという事なのですが、 共産主義については歴史的に今ではかなり複雑なことになっていますので、これはこれで 私が探求した世界について、これも別に書いていきますね。  でも 本質的には、同じ立場の人間として いっしょにこれからの世界を考えていける場に出てきているということは知っておいてください)

あれ?

まだ 仏教については、これから書くとことなのに・・・ 

すでにかなり長くなってしまっています。

いや、書こうとして 気が付いたのですが、 やはりこれは、 その概略であってもたった一日で書けるような内容ではなかったです。


私の考えはシンプルでもあるんですが、 でも    その概略であっても  何日かはかかってしまいそうです。


せっかく 書き始めたので、 やはり あと何日か 仏教については 書かせてほしいです。

それは ものずごく大事な観点があるからなのです。

よろしくお願いいたします。


仏陀ご自身は、おそらく キリストと同じで ただ素朴で正義感と熱い平等の魂に燃えた迫力のある人だったにすぎないのです。  それを仏様としてまつりあげてしまったのは やはり、別な勢力だったわけなのです。

明日 そのへんを明らかにしていきますね。  明日もそれだけで手いっぱいとなってしまうでしょう。

それがやがて日本に伝わってきたその内容は 本物だったのか、どういうものだったのか、 そのへんは 明後日以後になると思います。

今日は以上とさせていただきます。


よろしくお願いいたします。





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