朝パンとコーヒーをセットしてソファーに座ると、突然激痛で動けなくなった。内線で妻に来てくれと頼む。しばらくして痛みが治まったので一息ついた。
「新聞を取ってちょうだい」(妻)渡すと
「新聞なんでこんなに厚いの?」(妻)答えようとしたら
「ああ、センター入試ね」(妻)
「見た?問題」(妻)
「見ないよ、興味ない」(自分)
「なぜ、世界史よ」(妻)
「もうずっと前から見てないし」(自分)
それからふと自分の大学入試の時を思い出して妻に言った。
金がないから宅浪して高校の模擬試験を受けた。その頃はオープン模試がなくてそれが普通だった。模擬試験の結果には現役の中に浪人が入って発表された。もう一年浪人することができないからとビビって願書を出す時に文学部から教育学部に変えた。翌年度在校生(3年)に渡される進路資料で、前年度の模試の結果と受験の合否が出されたのを見ると、教育学部を受けた70名ほどの中で順位3番目で×がついていた。以下60数人は〇(合格)である。
落ちるとはまったく思っていなかった。大学で歴史学を専門にするつもりだったから教育学部はまったく想定外だった。受かるという事だけで選んだのにだ。
「なんで、ダメだったの?」(妻)
「自己流だったからね、基礎ができていなかった。授業聞いてなかったもん。予備校行ってればね・・・」(自分)
でも、結局文学部へ行って歴史を専攻したのだから、結果オーライだ。もう45年ほど前の話である。
日本国憲法第2章第九条を守ろう!
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