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2019年01月10日01:16

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ボヘミアンラプソディな頃

映画のヒットでこのところやたらと耳にするクイーンのボヘミアンラプソディ。
この曲が流行った頃、ちょうど中学校で放送委員長もやっていて、週に3日、放送室からお昼の放送をやらしてもろてたなあ。
いろんな人を呼んでしゃべってもらったり、好きな曲かけたりで、いわゆるDJの真似事みたいなことをね。
たまたま家にあった軍歌のレコードをかけたときは、先生が飛んできたな。
こっちはなんかかっこええやんと思ってただけやけど、なんしか日教組=共産党の強かった時代やし。
その時代、中高生はみんなラジオに夢中で、音楽好きなやつは始まってまだ数年にしかならないFMを、それ以外はAMの深夜放送を必ずと言っていいほど聴いていた。

じつは中学生時代はハガキ職人としてそこらで有名やったし、お昼の放送でかける曲も探さんならんてことで、家にいるときはたいていラジオ、主にKBS京都(当時は近畿放送)かFM大阪をかけてたもんやわ。
特に月曜日はKBSで2030時から2145時まで「サンマルコからボンジョルノ」、15分間の「ゾウさんのハレハレジョッキー」のちに「歌謡専科」を挟んで2200時からは鶴瓶がやってた「ワイワイカーニバル」で、23時になると若かりし日のやしきたかじん、阪神巨人、紳介竜介、桂文珍などもやってた「日本列島ズバリリクエスト」の流れで、火曜日はNHK第2で20時からの「若いこだま」でユーミンちゃんの声を聴いてた。
隔週刊のラジオ雑誌もいろいろ出ていて、FMファンとかFMレコパルについてるカセットレーベルとかステッカーはずいぶん重宝したもんや。
前の引越しのときにカセットテープといっしょにほとんど処分してもたけどな。
あ、同級生の宮本くんは短波聴いてベリカード集めてたわ。

そんな頃、初めて聴いてびっくりしたのが2曲ある。
アバの「ダンシングクイーン」のきらびやかさに圧倒されてしまった。
いったいどうすればあんな華やかでキラキラした曲が作れるのかと思ってね。
もう1曲がクイーンの「ボヘミアンラプソディ」。
ひとつの曲のなかにいろいろな要素が詰め込まれていて、それなのにちゃんとまとまっている。
聴いたこともないサウンドと不思議なヴォーカルに引き込まれてしもた。

吉田拓郎、かぐや姫、チューリップらのフォークから荒井由実を旗頭とするニューミュージックの時代に移行しかけてた時代でもあり、新しい音楽を求めてみんながせっせと情報を集めてたんやけど、なんしか情報源は雑誌とラジオしかなかったから、結局、いくつかのグループに分かれただけやったんよな。
邦楽聴くやつは、荒井由実、イルカ、長渕剛、アリス、吉田拓郎で、洋楽ならカーペンターズ、オリビア・ニュートン・ジョン、アバ。
カントリーも人気で、ジョン・デンバー、グレン・キャンベル、リンダ・ロンシュタットはけっこう売れてた。
ちょっとあとから出てきたのが中島みゆきと甲斐バンドにクイーンって感じやったかな。
だからどやねんって話やないけど、なんとなく思い出してもたっちゅうことで。

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