昨日、子どもと
好きな動物ベスト5はなに?
なんて、どうてもいい話題をしていて。
馬、とか、ペンギン、とか言いながら
マイケルは鹿っぽいなぁ〜
なんて思った。
そのときに、なんとなく鹿って言わなかったけど
そのあとに子どもが
古文の過去問でさ、ママこれ解ける?
なんて見せてきた問題
奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき
猿丸太夫『古今和歌集』秋上(二一五)
百人一首でも有名なこの短歌の解釈の話だった。
読みながら泣いてしまった。
さまざまな解釈のあるこの猿丸大夫の和歌だけれど
その解釈の1つに
もみじの美しさと対比する雄鹿の孤独・・・
華やかな世界の中で鳴いていたマイケルの姿が重なった。
昨年のいつ頃からかな・・-
寂しくて、寂し過ぎて、
マイケルのことを少し遠ざけた。
生きてる彼には会えないから。
もう何もかも失ってしまったのだから。
どれだけ彼に
失った僕たちの時を取り戻そう・・・
と言われても
どうせ今の人生では取り戻せない。
取り戻せないじゃない!
って思ったから。
君のためなら、どんなことてもするよ・・・
って言ってくれてることも、
実際に笑っちゃうほど、
毎日、毎日やってくれてることも分かってるのだけれど
それをマトモに受けてると
息が詰まりすぎて呼吸ができなくなる。
"会えない時間は愛を育む"
なんて言われても育みすぎて腐りそう。
ずっと捜し続けてきた人。
前世も前前世も。
そして来世も来来世も
捜し続ける人。
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