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2019年01月03日10:39

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Brooklyn DAC+聞き初め

音楽の話。
新春静かにのんびりと音楽を聴いています。
音量は余り上げられないので、結局はスピーカーの
出番は殆ど無くなり、ヘッドホン中心になっています。

新しいDAC、Mytek Brooklyn DAC+での初聞きは
英国の才媛、Kate Bushの全作品リマスター
Kate Bush Remasterd Part IとPart IIです。

リマスター担当はPINK FLOYDの全作品リマスターを担った
名職人ジェイムス・ガスリー。
その仕事ぶりは疑う余地もなく安心の出来じゃないかな。

元々、ケイトはPINK FLOYDのギタリスト、デイブ・ギルモアに
デビュー時の支援を受けていたりと、今でも繋がりが有りそう。

CDボックス2つ
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CDボックスセットは2分割。
全アルバムと未収録曲など収めたボーナスディスクが4枚付いて
7枚+11枚の合計18枚。

最初に買ったCDを箱と並べてみた
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ボックスの収納はCDジュエルケースでなく、
デジパックと言われる方式です。
厚紙の台紙にプラスティックのトレイを貼り付けた方式。
初期?のは接着が弱くて剥がれて困った覚えが有ります。
でも嵩張らない、軽くなる、というのがメリットかな。

同時にアナログボックスも出ましたが、4分割18枚。
盤は最近流行の180g重量盤ですね。
こちらにはCDボックスに有る最新ライブは無し。
かさばるし、流石に勘弁してください。

ファーストを聴いていたら、
ギター、ドラムス、ベースに、イギリスの名ポップグループ
パイロットの三人が多く参加していたのに気付いた。
彼らはグループとしては大ヒットには恵まれなかったが、
スタジオミュージシャンとして定評有る仕事をしてますね。
アラン・パーソンズの一員としても長く活動したっけ。

ケイトの1978年?初来日、唯一の来日?時の東京国際音楽祭?
で歌った際のバックバンドは誰だったんだろうなあ。
その様子はTVで見ましたが、記憶の彼方では有ります。

Hounds Of Love
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さて、1985年に発表された第五作、
「Hounds Of Love」(邦題:愛のかたち)は、
シングル曲が4枚もカットされた特異な一枚でしょうか。

当時はMTVが世界を席巻し、様々なミュージシャンが意欲的な
曲と映像を発表していました。
ケイトも得意のパントマイム上がりのMTVを出しましたし、
イギリスの名優ドナルド・サザーランドを起用した
「Cloudbusting」は短編映画並みの作品でした。

で、その4枚のシングルは7"EP盤だけでなく12"EP盤も出て
その長収録時間と45rpmの高回転を生かした特別MIXで、
アルバム収録より長いわ演出が違うわ音がダイナミックだわ。
凄く楽しかったですね。

このアルバムはケイトが少女から大人になって
危うさが押さえられ円熟味が増してきて、商業的に
聞き易くて良いバランスにあるんじゃないかな。

ボーナスディスク
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四枚組の壱枚目に前述の12"EPと次アルバムタイトル曲の
12"EPと5曲を収めています。
これらは今までまとめてCD化された事が無かった?

ケイトは久々に聴くのですが、新しいDACで聴くと
音が良くても、何処までがリマスター効果なのか、
判らなくなりますね。
まだ古いCDは引っ張り出していませんし。

Brooklyn DAC+について
この新しいDACは派手さは無いのですが、
スタジオ機器出自らしい、手堅い音が特徴でしょうか。
どんな音でも破綻せず、きっちり描いてくれます。
それでいて音楽的に楽しめるので信頼出来ますね。

何より、微細な音の表現力にも長けているので、
静寂の中から音が立ち上がる気配や、
曲の終わりのフェイドアウトの余韻が綺麗に消えますし、
何より小さな音に「ハッ!?」とさせられる事が増えました。

時折気持ち悪い位、何か左右や背後で気配のような
雰囲気が聞こえることも有り、こんな音が入っていたんだ、
という気づきは大した物ですね。

本当に、何か今まで気付かなかった気配が聞こえてくると
心臓に悪いんですけどw
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